JICA留学生と大阪
2025-10-09 19:50:27

JICA留学生が学ぶ大阪の魅力と万博の未来への挑戦

JICA留学生が学ぶ大阪の魅力



2025年の大阪・関西万博に向け、JICA関西が開発途上国からの留学生に向けて開催されるプログラム「JICA留学生と万博参画企業との共創」。この取り組みは、国際的な人材育成を視野に入れたもので、留学生が日本の中小企業の技術や文化に触れ、持続可能な社会開発に貢献することを目的としています。

プログラムの概要



JICA関西は、公益財団法人太平洋人材交流センター(PREX)と協力し、約40名の留学生(24か国を代表)を対象に、実際の企業視察や万博に関連する教育を実施します。プログラムは、事前学習、企業視察、万博視察、報告会の4つのパートで構成されています。

事前学習



8月5日、JICA関西では、万博の背景や持続可能な社会開発の重要性、中小企業の特性について深く学ぶ時間が設けられました。これにより、留学生たちは大阪の経済や文化について事前に理解を深め、地域の価値を高めていく実践的な知識を得ることができるのです。

企業視察



8月6日、留学生たちは八尾市や大阪市にある7つの企業を訪問し、それぞれの取り組みを直接学びました。彼らは企業の担当者と対話を重ね、その技術や新しいビジネスモデル、中国やインドネシアなどの他国とどのように連携できるかを探ります。この交流によって得た知識は、彼らの国の発展に生かされることでしょう。

万博視察



9月中旬には、留学生たちが実際に大阪ヘルスパビリオン「リボーンチャレンジ」を訪問し、最新の技術にふれあいます。特に注目されるのは「まちこうばのエンターテインメント!~みせるばやおモデル~」や、「サステナブルに基づく繊維・ファッション産業の未来共創プロジェクト」といった万博出展内容です。これにより、日本の先進的な取り組みと国際的な課題解決に結びつく実例を学べる貴重な機会が提供されます。

報告会



10月10日には、企業視察や万博視察を通じて得た知見を各グループが発表する報告会がJICA関西で行われます。この場では、PREX会長とJICA関西所長が挨拶し、意見交換も行われます。留学生たちは自身の学びを共有し、未来社会の共創に向けたアイデアを提案し合います。

未来への架け橋



このプログラムを通じて、JICA留学生たちは日本における学びを将来のキャリアにどう生かしていくのかを考えます。彼らは自国のリーダーとして未来の発展に貢献することが期待されており、日本の技術や文化を背景に国際的な視野を広げていくでしょう。万博に参加することは、仕事のチャンスだけでなく、国際的な結びつきを強化する重要なステップなのです。これからの彼らの成長が非常に楽しみです。



画像1

画像2

会社情報

会社名
独立行政法人国際協力機構
住所
東京都千代田区二番町5-25二番町センタービル
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。