イタリア館の花装飾特集
2025-10-03 18:45:59

EXPO 2025大阪万博で披露されたイタリアパビリオンの花装飾プロジェクトの魅力

EXPO 2025大阪万博におけるイタリアパビリオンの花装飾プロジェクト



2025年に大阪で開催されるEXPO 2025の一環として、イタリアパビリオンで行われた華やかな花装飾プロジェクトが注目を集めています。このプロジェクトは、9月7日から14日までの「イタリアンウィーク」に合わせて実施され、約35,000本の生花が使用されました。国内の様々な花生産者とアートフラワーメーカーが協力し、日本の花の魅力を世界に広めることを目的としています。

フラワーライフ振興協議会の取り組み



このプロジェクトは、フラワーライフ振興協議会が主導しました。「日本の花の魅力を世界に広め、消費拡大、ひいては生産量の向上につなげたい」という思いのもと進められています。フラワーライフ振興協議会は、2020年に設立された団体で、花文化の発展と新たな需要創出を目指しています。

九州から北海道までの協力



花材の調達には、株式会社ジャパンフラワーコーポレーションが主導し、兵庫県の株式会社JFT姫路生花との連携により実施されました。全国各地から集められたケイトウやガーベラ、バラなど、多彩な花材が使用され、イタリア国旗「トリコローレ」をテーマにした華やかな花の絨毯が作り出されました。
この花の絨毯は、美的な象徴と文化的メッセージを届けるものとなっており、来場者に対して国際交流の重要性を伝えています。

地域経済との連携



また、このプロジェクトは日本各地の生花市場や生産者との地域連携を重視しています。生花需要の減少が続く中、生産者を支援するための取り組みとして、地域の多様な花材を集め、協力を広げました。

イタリア館の展示内容



期間中、イタリア館では自転車文化に焦点を当てた展示が行われ、著名なレース「ジロ・デ・イタリア」のPRも行われました。美しく装飾されたパビリオンの入り口は、来場者の注目を集め、特に緑・白・赤の花々が配されたエリアは多くの写真が撮影されるなど、イタリアの文化を象徴する空間となりました。

協賛企業の厚いサポート



プロジェクトには、多くの企業や団体が協賛し、花材を提供しました。例えば、福岡県じゃがいもコスモファームフェイジョアや、鹿児島県の日高農園などがその一部となっています。協賛先企業には、造花メーカーや生花関連企業が含まれ、様々な業界の協力が実現しました。

全国生産者との誇り



株式会社JFT姫路生花の担当者は、「お花を通じて海外と繋がることができた」として、全国の生産者との連携を誇りに思っています。これは日本の花文化を世界に発信する機会であり、国際的な舞台での文化交流を深める重要な試みです。

フラワーライフ振興協議会とは



フラワーライフ振興協議会は、「花のある生活が人生の価値を高める」という理念のもと活動している一般社団法人です。日本の花文化をより深く知り、楽しむためのさまざまな活動を展開しています。今後もこのようなプロジェクトを通じて、文化交流を進めていくことでしょう。

EXPO 2025大阪万博におけるイタリアパビリオンの花装飾プロジェクトは、日本の花への理解を深め、国際的なメッセージを伝える素晴らしい機会です。花の持つパワーを感じるとともに、様々な文化が交じり合う場の重要性を再認識することができます。


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