中高生と企業のコラボレーションで未来を拓く
2025年8月、株式会社Ridilover(リディラバ)と西濃運輸株式会社が共催した「次世代リーダーズジャーニー2025夏」が、東京支店にて開催されました。この特別な2Dayイベントには、社会課題に関心を持つ中高生40名が参加し、学校を超えたチームを編成して様々な活動に挑みました。
1. 目的と背景
リディラバは、創業以来「SDGs/社会問題スタディツアー」を通じて、中高生が実際の社会課題に目を向け、自分たちができる解決方法を考える機会を提供しています。これまでに年間1万人以上の生徒を動員しており、学校行事としての参加が主流でしたが、ここに新たなステップとしてのイベントが誕生しました。
参加者からは、「同世代の仲間と交流し、実際に企業に提言したい」という声があり、より高いレベルのプログラムが求められていました。このイベントは、夏休み期間を利用して、特に社会課題に関心があり、企業への提言を希望する生徒向けに設計されました。
2. 西濃運輸との連携
物流業界で先駆的に社会課題解決に取り組む西濃運輸に注目が集まり、参加者たちは同社の現場を訪れ、実際の課題を学ぶことができました。西濃運輸の社員たちからは、社会課題解決に向けた姿勢や理念について直接学ぶ貴重な機会が提供されました。実際にそこで発表したアイデアの中には、「実現可能性が高い」と評価されるものもあり、若者の斬新な視点が企業にインスピレーションを与える場面も見られました。
参加者の声
参加した中高生からは、多くの感想が寄せられています。「水素トラックや自動運転技術の開発に取り組む姿勢を知り、とても刺激になった」との声や、「企業の方々に自身の意見を伝えられたことが大きな自信につながった」といった感想が多く見受けられました。このような体験を通じて、参加者は未来への可能性を感じることができたようです。
西濃運輸の担当者の意見
西濃運輸の担当者は、「若年層に物流の重要性を知ってもらうことができた」と語り、彼らの発表が自身にも刺激となったと感謝の意を示しました。このように、学生たちは企業の取り組みを深く理解することで、自らの社会課題への関心をさらに高めることができました。
3. よりよい未来のために
リディラバは中高生が社会課題を自分ごととして捉える手助けを行いつつ、企業のブランディングや広報にも貢献できる場を提供しています。このイベントがきっかけで、西濃運輸の新しい仲間となる未来のリーダーが誕生することを期待しています。
リディラバのスタディツアーには、毎年1万人以上の生徒が参加し、さまざまな企業との学びを通じて社会への意識を高めています。彼らが学び、考え、行動することで、未来の社会はより良い方向へ進むことでしょう。