ロボカフェ神戸
2024-08-22 17:23:10

分身ロボットカフェが神戸で新たな挑戦、孤独を解消する取り組み

分身ロボットカフェDAWN ver.β in Kobeの開催について



分身ロボットカフェ「DAWN ver.β」が、神戸で特別な期間限定カフェを開催します。このカフェは、株式会社オリィ研究所が手がけるもので、難病や重度の障害を抱える方々が分身ロボット「OriHime」を通じて接客する独自の試みです。2024年9月20日から10月6日までの16日間、兵庫県神戸市中央区の東遊園地内に位置するアーバンピクニックラウンジで行われます。

概要と目的


このカフェの最大の目的は、外出が難しい方々の孤独を解消し、就労の機会を提供することです。オリィ研究所はこれまでに福岡や札幌、広島、京都などでのイベントを通じて、分身ロボットを活用した新しい働き方の実現に向けて取り組んできました。自宅や病院から遠隔でオーダーを取ることができる「OriHime」は、まさに新たな身体として、社会とつながる手段となっています。

遠隔就労体験プログラム


神戸開催でも「遠隔就労体験プログラム」が行われ、地元の特別支援学校の生徒たちが先輩たちから直接指導を受けながら接客を体験します。このプログラムは、肢体不自由の特別支援学校の高等部卒業生の就職率が低い現状を背景に、企業との連携を通じて就労の機会を拡充することを狙いとしています。

イベントの詳細


  • - 開催期間: 2024年9月20日(金)〜10月6日(日)
  • - 営業時間: 11:30〜19:00
  • - 体験料: 2,500円(税込)は、75分の入れ替え制で、食事とワンドリンクが付いています。
  • - 場所: アーバンピクニックラウンジ、兵庫県神戸市中央区加納町6-4-1
  • - 予約開始日: 2024年8月22日(木)15:00

バリアフリーへの配慮


会場はバリアフリー仕様で、トイレやベビーチェアも完備されています。また、人工呼吸器などの電源も提供されていますので、安心して参加できる環境が用意されています。

社会的意義と期待


オリィ研究所の代表、吉藤オリィ氏は、この取り組みが「孤独を解消する」活動として重要であると述べています。学校に通えなかった時期から感じていた孤独感から、このプロジェクトを通じて人は社交的な生活を送ることができると信じています。このカフェでの体験が、障害者雇用の新たな形を切り開くきっかけになることを期待しています。

オリィ研究所はこれまでも数々の受賞歴があり、国内外で高く評価されています。カフェでの体験を通じて、参加者自身が社会の一員として役立つことができるというメッセージを広めることで、さらなる理解を得ることを目指しています。

まとめ


分身ロボットカフェDAWN ver.β in Kobeは、新たな働き方や社会参加の可能性を広げる意味で非常に意義深いイベントです。参加者や地域企業にとっても、障害者雇用の理解と促進につながる貴重な機会となることでしょう。

興味がある方は、ぜひ公式サイトを訪れて詳細をチェックし、体験の予約を行ってみてください。このプロジェクトを通じて、より多くの人々が「OriHime」を通じて社会に参加し、孤独を乗り越える一歩を踏み出してほしいと思います。


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会社情報

会社名
株式会社オリィ研究所
住所
東京都中央区日本橋本町3-8-3日本橋ライフサイエンスビルディング3
電話番号

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