子どもたちが社長に!姫路ジュニエコの挑戦と夢の実現
姫路市で行われる「姫路ジュニアエコノミーカレッジ」、略して「ジュニエコ」は、子どもたちが自ら考えて、行動する力を身につける場として注目を集めています。このプロジェクトは、教育企業「株式会社エンブリッジ」が主催し、子どもたちが自分のアイデアをビジネスとして形にする手助けをしています。
夢を語る日、子どもたちの力を引き出す
毎年4月1日、エンブリッジは「April Dream」に賛同し、自身の夢を発信する日として子どもたちに夢を語っています。代表の山田祐太郎は、現代の子どもたちが直面する問題に危機感を抱いており、「社会の中でこそ力は成長する」との信念からこの活動を立ち上げました。
ジュニエコの特徴と挑戦
ジュニエコでは、子どもたちが3~5人のチームを組んで株式会社を設立し、商品企画や資金集め、プレゼンテーション、販売、決算までを行います。「正解のない学び」の中で、彼らは実際のビジネスを体験します。資金集めには自分たちのビジネスプランをプレゼンし、地域の大人たちが出資します。これは子どもたちにとって、大きな挑戦となります。
実際の労力や責任が伴う中で、子どもたちは自分で決めたことが形になる感動を実感。個々の成長物語には、プレゼン担当に挑戦した子が自信を持てるようになったり、初対面の仲間との衝突を乗り越えた経験が盛り込まれています。失敗や挫折を経て、彼らは次の挑戦へと前進します。
地域の大人たちとの関わり
ジュニエコは、地域の大人たちが子どもたちに出資する仕組みを採用し、彼らの成長を真剣に支援します。この関与により、子どもたちは本気で取り組む姿勢を身につけます。大人たちもまた、子どもたちの姿から刺激を受け、互いに学ぶことで成長する機会を得ています。こうした双方向の関係性が、地域の未来を明るくします。
ジュニエコサミットの盛り上がり
毎年開催される「ジュニエコサミット」にも注目が集まります。2025年には青森で行われ、様々な地域からの参加者が集まります。そして2026年には大阪、そしてなんと2027年には姫路での開催が決定しています。これにより、姫路の魅力を全国に発信するチャンスとなりそうです。意欲的な子どもたちがこのサミットで成長し、新たなつながりも生まれます。
来る夏に向けて
2023年の夏休み前後にも新たなゼミが開催される予定です。参加者は今後も募集され、全国各地の仲間と共に新たな挑戦に足を踏み入れます。未来のリーダーとなる子どもたちを社会がどのように支えていくのか、その姿勢が大切です。
協力者を求む
この活動を共に育ててくれるパートナーを募集しています。スポンサーシップからボランティア、子どもたちへの出資者として関わりたい方、またメディアの皆様もぜひご連絡ください。子どもたちのリアルな挑戦を共に広め、彼らの未来を支えていきましょう。
株式会社エンブリッジについて
姫路市を拠点とする株式会社エンブリッジは、地域の子どもたちに質の高い教育を提供し、新たな学びの場を創出する企業です。山田社長は、「学校外での本物の学び」の重要性を訴え、教育の可能性を広げています。地域を支える次世代のリーダーたちが続々と育っていくことで、私たちの未来が豊かであることを願っています。