KaiaとSlash Fintechの提携によりデジタル資産決済が進化
Kaia DLT財団(以下、Kaia)は、世界的に展開するWeb3フィンテック企業、Slash Fintech LTD.(以下、Slash)との提携を発表しました。このパートナーシップにより、Kaiaを基盤としたデジタル資産決済サービスが提供されることになります。具体的には、Kaia対応のトークン、特にKaia USDTを使用し、日本国内のさまざまな加盟店で決済が可能になります。
使いやすさ向上
Slashが提供する「Slash Payment(https://slash.fi)」とは、QRコードを用いた決済やオンラインでの資産移動をサポートするサービスです。これにより、日本国内のECサイトなどで、比較的低い手数料でUSDTを用いたブロックチェーン決済が実現します。特に、留学生や旅行者、さらにはKaiaのUSDTを利用する消費者にとって、高い利便性を提供できると期待されています。
提携の展望
現在、KaiaとSlashは、Visaプリペイドカード「Vプリカギフト」を購入可能な「Slash Vプリカ SHOP(https://vpc.slash.fi)」への接続開発を進めています。また、LINE NEXTと連携し、LINEのミニdAppを通じて「Vプリカギフト」の購入も可能にする予定です。これにより、デジタル資産の利用シーンが広がることが見込まれています。
幅広い対応暗号資産
Slashの決済プラットフォームではすでに、OKXやBitgetなどの暗号資産ウォレットを通じたUSDT支払いに対応しています。Kaiaが提供するUSDTを活用した決済も行えるため、非常に多様な選択肢が提供されます。
ユーザーの利便性向上へ
Kaiaは、Web3決済体験を強化することにより、グローバルなユースケースの創出を目指しています。これにより、ユーザーにとっての利便性が高まることを期待しています。
スラッシュフィンテックの代表からのコメント
代表取締役社長の佐藤伸介氏は、「私たちは2022年8月から日本市場での暗号資産決済の普及を推進してきました。今回の提携を通じて、Kaiaエコシステムの成長に寄与し、一般の方々が暗号資産市場に参画する機会を増やしていきたい」と述べています。
Kaia DLT財団の議長の視点
Kaia DLT財団のソ・サンミン議長は、日本市場を「最も重要な市場の一つ」と捉えています。「アジア地域におけるデジタル資産ハブとして、ここでのイノベーションを進めていきたい」と強調しています。今回の提携は同財団の戦略の中核を成すものと確信しているとのことです。
Slash Fintech Limitedについて
Slash Fintech Limitedは、2022年に「Slash Payment」を開始し、アジア市場を中心にデジタル資産を用いた決済手段の普及に努めています。所在地は、英国ヴァージン諸島のメリアディン・プラザにあります。彼らの目指すのは、スムーズな価値移転が可能な市場の実現です。
詳細情報は公式ウェブサイト「
Slash Payment」や「
Slash Vプリカ SHOP」から確認できます。さらに、彼らのホワイトペーパーも公開されています。
Kaia Blockchainの紹介
KAIAは、革新的なブロックチェーンサービスを提供するために設計された高性能なパブリックブロックチェーンです。このプラットフォームは、2024年に韓国の大手IT企業と連携を果たし、アジア最大のWeb3エコシステムの構築を目指しています。KAIAを利用することで、ユーザーはWeb2のメッセンジャーの速さでWeb3サービスを利用でき、より良い体験を提供できるようになります。