介護現場における新たな挑戦「介護感染管理士検定」開催決定
2024年12月22日、一般社団法人日本感染管理検定協会(JIC)が初の「介護感染管理士検定」をオンラインで開催することが発表されました。この検定は、介護の現場における感染管理のスキルや知識を持つ専門家の育成を目的としています。
介護感染管理士とは何か?
介護感染管理士は、介護の現場で必要な感染管理の知識と実践能力を備え、利用者や自身の健康と安全を確保できる人材です。この資格を取得することで、介護従事者としてのスキルが向上し、現場でのトラブルに冷静かつ効果的に対処できる力を養うことができます。
合格者には多くのメリットが
この検定に合格すると、介護感染管理士として認定されます。一度認定を受ければ、その資格を永続的に保持することができますが、2年ごとの更新が必要になります。また、合格証明書は、就業先に感染管理士が在籍していることを証明する「在籍証明証」として利用でき、施設の信頼性をアピールする要素にもなり得ます。
さらに、試験で使用するテキストは電子書籍形式で提供され、スマホやタブレットを通じて簡単に閲覧できます。資格取得後も役立つリソースとして、受検者にとって有益なツールになるでしょう。
検定要項について
- - 開催日程: 2024年12月22日(日)10:00~11:30
- - 開催方式: オンライン(好きな場所で受検可能、PCまたはスマホが必要)
- - 受検費用: 22,000円(税込、テキスト代含む)
- - 受検条件: 介護福祉士や介護助手を含む、介護サービスに関わる全ての方が対象です。
詳細や申し込みは公式サイト(
https://jic-a.or.jp/nursing/)で確認できます。
一般社団法人日本感染管理検定協会(JIC)の使命
JICは、2023年に設立され、医療や介護に従事する方々が感染管理の知識を身につけるための教育・検定を行う団体です。感染症に関する正しい知識を広めることを目的とし、患者や介護職員、その家族がより安全で安心な生活を送れるよう支援しています。これからも感染管理の普及に力を入れ、医療・介護現場のスキル向上を目指していきます。
メディコムジャパンとの提携
メディコムジャパン(兵庫県神戸市)はJICと業務提携を結び、検定の運営事務を担当しています。介護業界で働く皆様のキャリアアップをサポートするため、必要な知識の普及に努めてまいります。
まとめ
感染管理は今や、介護サービスの現場においてなくてはならない要素です。介護感染管理士検定の受検は、自分自身のスキルを証明するだけでなく、より良い介護サービスの提供に寄与する重要なステップとなります。2024年12月のオンライン試験に向けて、一緒に学び、成長していきましょう!