豊田市の深宇宙展
2025-10-11 12:17:07

豊田市博物館で開催される特別展「深宇宙展」の魅力とは

特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか」について



愛知県豊田市にある豊田市博物館で、2025年10月18日から2026年1月18日まで特別展「深宇宙展~人類はどこへ向かうのか」が行われます。この展覧会は、JAXAや国立天文台、東京大学など日本の宇宙研究の中心機関が協力することで実現しました。子どもでも楽しめる体験コーナーや、わかりやすい解説も用意されており、お子様連れの皆様にも楽しんでいただける内容です。

みどころ1: 有人月面探査車の実物大模型



本展の見どころの一つは、有人月面探査車「有人与圧ローバー」の実物大模型です。このモデルは、世界初公開であり、半世紀ぶりの有人月面探査となる「アルテミス計画」の関連展示も多数あります。このローバーは、宇宙飛行士が長期間生活しながら探査を行うことを想定して設計されており、未来の月探査の姿を示しています。

みどころ2: 小惑星「はやぶさ」の粒子展示



もう一つ重要な展示は、「はやぶさ」と「はやぶさ2」が持ち帰った貴重な小惑星の粒子です。これらの粒子は、顕微鏡を通じて観察可能であり、科学の最前線に触れる貴重な機会となります。さらに、火星の衛星フォボスからのサンプルを集める計画「MMX」の模型も展示されており、興味深い内容となっています。

みどころ3: H3ロケットの迫力



最新の日本製ロケット、H3ロケットの先端部を間近で見ることができる実物大模型も用意されています。これにより、宇宙技術の最前線とその迫力を直接体感できます。

みどころ4: 本物のロケット部品に触れる体験



展示では、JAXAから特別に運ばれた本物のロケット部品にも触れることができるコーナーも設けられています。来場者は宇宙開発の実態をよりリアルに感じることができるでしょう。

みどころ5: 前澤友作さんの「ソユーズ宇宙船」実機展示



宇宙旅行の先駆者、前澤友作さんが搭乗した「ソユーズ宇宙船」も実機で展示されます。大気圏再突入時の焦げ跡など、宇宙旅行の歴史を物語る貴重な展示です。

音声ガイドと特別講演会



また、展示映像のナレーションは俳優の蒼井優さんが担当し、音声ガイドは声優の小西克幸さんが務めます。さらに、開幕日には特別講演会も予定されており、宇宙開発の専門家による解説で訪問者を招待します。これにより、より深く宇宙の世界を理解できます。

開催概要



特別展「深宇宙展」は、豊田市博物館にて2025年10月18日から2026年1月18日まで開催されます。開館時間は10:00から17:30(入場は17:00まで)。休館日は毎週月曜日と年末年始ですが、特定の祝日は開館しています。チケットは豊田市博物館や各種チケット販売サイトで購入可能です。

この展覧会を通じて、宇宙開発がどこに向かうのか、より多くの人々にその夢や可能性を感じてもらえることを望んでいます。皆さんもこの機会にぜひ、豊田市博物館を訪れてみてはいかがでしょうか?


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会社情報

会社名
株式会社中日新聞社
住所
愛知県名古屋市中区三の丸一丁目6番1号  
電話番号
052-201-8811

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