南三陸町に誕生！環境に優しい水上体験拠点『HOBIE BASE』の魅力とは

南三陸町に新たな水上体験基地『HOBIE BASE MINAMISANRIKU』がオープン

2025年6月28日、宮城県南三陸町の志津川湾に、環境に優しい水上アクティビティ拠点『HOBIE BASE MINAMISANRIKU』が始動します。このプロジェクトは、株式会社アミューズが南三陸町、一般社団法人サスティナビリティセンターと協業して進めてきました。どなたでも自然に親しむことができる、新しい水上体験の場が開かれることになります。

HOBIEカヤックの魅力

アミューズが展開する足漕ぎカヤック「HOBIE」は、燃料を使用せず環境に優しい設計が特徴です。ペンギンの翼の動きを参考に設計された「MIRAGE DRIVE（ミラージュ・ドライブ）」を搭載しており、この装置は自然の景観を保ちながら、誰でも安心して操縦できることを実現しています。これにより、自然ファンや観光客はもちろん、地域住民も気軽に水上の楽しさを体験することができるのです。

復興の架け橋となるプロジェクト

この拠点は、震災からの復興をテーマに、人々と海、自然を繋ぐ“架け橋”としての役割を担います。志津川湾は国際的な湿地としても重要視されており、特に水鳥の生息地としてラムサール条約に登録されています。この美しい場所で、地域の資源を活かした持続可能なアウトドア体験が提供されることになるのです。

三陸復興国立公園に位置する南三陸町は、多様な生態系を持ち、寒流と暖流が混ざり合う独特の海洋環境を有しています。さらに、降雨は周囲の山々から川を通じて海に流れ込むため、栄養豊かな海が形成されています。この地で体験できることは、自然とのふれあいだけでなく、地域の文化や生活、自然環境の大切さを学ぶ機会でもあります。

地域と共に歩む観光の未来

アミューズは、HOBIEの特性を生かした水上アクティビティを通じて、地域の自然資産を体感できる場を提供することで、新たな観光モデルを創出します。観光客だけでなく、地域住民にとっても誇りとなるような場所を目指すことが、プロジェクトの意義です。また、自然共生社会の実現に向けた観光と環境保全の両立に寄与することが期待されています。

メディア体験会の案内

さらに、2025年6月8日（日）には、メディアや地域関係者向けに体験会が開催されます。HOBIEの操作体験や質疑応答を通じて多くの方に新たな水上体験の魅力を知ってもらう機会となることでしょう。参加費は無料で、天候により内容が変更になる場合もありますが、ぜひ参加申込をしてみてはいかがでしょう。

持続可能な未来へ

『HOBIE BASE MINAMISANRIKU』は、国立公園の自然価値を守りながら地域振興を図り、持続可能な地域づくりを目指します。アミューズは今後も、ミズアソビを楽しまれる場を全国に展開し、幅広い世代が気軽にアウトドアを楽しめるような環境を提供していく考えです。これからの『HOBIE BASE』の動向に乞うご期待！