北九州学術研究都市の合同オンライン説明会
北九州学術研究都市に集まる3つの大学院、早稲田大学、福岡大学、九州工業大学が共同で、2025年12月2日にオンライン説明会を開催します。このイベントは、大学院進学を目指す学生や社会人に向けて、それぞれの大学院の研究内容やキャンパスライフの魅力を紹介するものです。
合同オンライン説明会の開催背景
北九州学術研究都市は、早稲田大学、福岡大学、九州工業大学、北九州市立大学の4大学から構成される理工系の学びの場です。この地域は、大学間の垣根を超えた交流が活発で、共同研究などが行われています。各大学院において専門的な研究が行われる一方で、共同利用できる施設も整っており、学生にとって非常に魅力的な環境が整っています。
この度開催される説明会では、以下のプログラムがあります。
開催概要
- - 日時: 2025年12月2日(月)16:00~17:50
- - 形式: オンライン(Zoomウェビナー)
- - 対象: 大学院進学を検討する学部生、修士課程生、高専生、社会人など
- - 参加費: 無料(事前申込制)
- - 申込期間: 2025年10月7日(火)~11月30日(日)
- - 申込方法: こちらから申し込みを行ってください。
プログラム詳細
16:00-16:10: 北九州産業学術推進機構の紹介
初めに、北九州産業学術推進機構から、学術研究都市の特徴や共同で利用できる施設、生活環境について紹介します。この地域の学習環境がどれほど魅力的かを知ることができる貴重な機会です。
16:10-16:40: 早稲田大学大学院情報生産システム研究科
次に、早稲田大学大学院情報生産システム研究科(IPS)が登場します。ここでは、情報アーキテクチャや生産システム、集積システムに関する30の特徴ある研究室を紹介し、学費や奨学金、卒業生の進路についても詳細に説明します。学生生活や海外協定校なども幅広く紹介され、IPSの魅力が感じられます。
16:45-17:15: 福岡大学大学院工学研究科
続いて、福岡大学の工学研究科が、環境問題の解決に向けた「文理融合型」の教育について言及します。研究室とエコタウンにある「資源循環・環境制御システム研究所」を活用した研究活動を通じて、環境問題に取り組む人材を育成しています。
17:20-17:50: 九州工業大学大学院生命体工学研究科
最後に、九州工業大学の生命体工学研究科が、環境・エネルギー分野、ロボット、医療応用などに関する広範な研究の内容を説明します。特に、研究環境とキャリアの選択肢について『学研都市を選んだ人』『選ばなかった人』の未来をシミュレーションします。
北九州学術研究都市の魅力
2001年に設立され、産学連携と研究開発を進める北九州学術研究都市は、約2600人の学生と300人を超える研究者が集まる拠点です。環境やエネルギー、AIなどの先端技術に関する教育・研究が横の連携を持って進められています。また、昨今ではロボットやAIの研究開発センターも増え、注目が集まっています。
近隣には住みやすい住宅地が広がり、若い世代も多く、飲食や金融、医療施設の充実が図られています。これからの進学を考える人にとって、北九州は格好の場所となるでしょう。
北九州市の背景
さらに、北九州市は約90万人の人口を持ち、商業や娯楽施設が充実しています。「ものづくりの街」としても知られ、周辺には多くの製造業者が集まっています。また、自然環境にも恵まれ、快適な生活を送ることができます。学術研究都市へのアクセスのよさも魅力の一つです。
このオンライン説明会を通じて、北九州学術研究都市の魅力を知り、進学を考えるきっかけにしてみてはいかがでしょうか。