NTT西日本コミュニケーション大賞が維新の時を迎える
NTT西日本が主催する「第7回コミュニケーション大賞」は、我々がどのように情報を発信し、他者とつながるかに焦点を当て、特に「感動の共有」がテーマとなっています。この賞の目的は、電話やインターネットを通じて人々がどのようにコミュニケーションを取り、人と人との絆を再確認することができるのかを探ることです。
作品募集の概要
募集期間は2009年10月19日から2010年1月19日までで、西日本エリア(富山県、岐阜県、静岡県以西)の一般の方、または団体からの応募を受け付けています。応募作品は「電話部門」と「ブロードバンド部門」に分かれており、電話やインターネット利用によるコミュニケーション体験を基にしたエピソードを100文字から2000文字まで募集しています。特に、感情的な内容や交流の楽しさを描いた作品が期待されています。
調査結果から判明した「情報発信欲」
この大賞の一環として、12月16日に実施された意識調査では、10代から70代までの男女700人を対象に「情報発信欲」に関するデータが収集されました。この調査結果によれば、すべての年代で情報発信欲が増加していることが明らかになりました。特に、若い世代は動画共有プラットフォームやSNSに興味を持ち、高齢者層は作品投稿や口コミサイトに関心を示しています。どの世代も「他の人と良い情報を分かち合う楽しさ」を評価し、それが発信の動機となっていることが確認されました。
若者と高齢者に見る情報発信の動機
山下清美教授の研究によれば、若者層が情報発信を通じて求めているのは「感動の瞬間を共有する喜び」であり、一方で高齢者層は「社会からの評価」を期待しています。このように、世代によって情報の発信と受信のスタイルは異なるものの、共通の欲求として自己確認や自己形成があることが示されています。
今後の情報発信の希望
調査では、今後の情報発信に望まれる条件として「いつでもどこでも手軽に楽しめる」という回答が50.1%、また「人と楽しみを分かちあえる」という回答が48.1%を占めました。このことから、情報共有に対する高まるニーズが読み取れます。
コミュニケーションの場としての役割
「NTT西日本コミュニケーション大賞」は、参加者にとって感動や楽しみを分かちあえる場を提供すると共に、受賞作品を朗読コンテンツとして公式サイト上で公開しています。多様な作品に触れ、自らの体験を伝えるための応募も随時受け付けており、参加者のコミュニケーションの場としての役割を果たしています。
結論
では、あなたもこのコミュニケーションの輪に加わりませんか?感動を共有し、自己を表現するために、ぜひ「NTT西日本コミュニケーション大賞」に応募してみてください。詳細は公式サイトでご確認いただけます。
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