GMOペパボがライブ配信支援サービスを企業向けに提供開始

GMOペパボ、企業向けのライブ配信支援を開始

GMOインターネットグループに属するGMOペパボ株式会社が、2025年6月10日から企業や自治体に向けた新しいプロモーション支援サービスを開始します。これにより、企業が動画やライブ配信を通じて効果的に製品やサービスを宣伝できるよう、さまざまな支援が提供されます。

Alive Projectの概要

このプロジェクト、名付けて『Alive Project byGMOペパボ』は、配信者とその視聴者とのインタラクティブな関係を強化し、企業が簡単にプロモーション活動を行えることを目的としています。具体的には、配信画面デザインサービス「Alive Studio」や、配信者を応援するWebメディア「ストリーマーマガジン」などの機能を活用して、企業にとって魅力的なプロモーションの場を提供します。

プロモーション支援の狙い

近年、ライブ配信市場が急成長しており、多くの配信者となるVTuberやストリーマーが登場しています。この中で、企業はその魅力を最大限に引き出す必要に迫られています。しかしながら、ライブ配信のプロモーションが一部の有名配信者に依存しがちであるため、企業は新たな戦略が求められるようになりました。

GMOペパボとしては、テクノロジーを用いてこの課題を解決し、より広範囲な配信者を活用したプロモーションを進めていく考えです。これにより、多様な配信者の特徴や視聴者とのコミュニケーションを活かした新しいビジネスチャンスが創出されるでしょう。

支援内容の詳細

この支援プログラムでは、以下のような具体的なプロモーション支援内容が考えられています：

- オリジナル素材の制作：プロモーションに必要な動画や素材を、VTuber向けの「うさねこメモリー」チームが制作します。例としては、劇場アニメのプロモーション素材や、特定の商品の素材デザインがあります。
- 視聴者とのインタラクション強化：配信コメントにリアルタイムで反応するオリジナルのエフェクトを開発し、視聴者と企業の結びつきを強めます。
- ECサイトとの連携：購入行動を促進するインタラクティブなエフェクトを実装し、販売効果を高めることが期待されます。
- 広告記事の公開：「ストリーマーマガジン」にてプロモーション記事を掲載し、さらに配信者の活動を支援します。