札幌市で開催される中学生向けプログラミング講座
札幌市教育委員会は、文化庁からの支援を受けて株式会社セガとの協力により、「中学生向けプログラミング講座」を開催します。この講座は2024年9月28日から2025年2月2日までの間、合計8回にわたって実施され、札幌市立中学校の在校生が対象です。
講座の内容と目的
本講座では、セガの人気アクションパズルゲーム「ぷよぷよ」のソースコードを使った教材「ぷよぷよプログラミング」を利用し、HTMLやJavaScriptといったWeb標準言語を学習します。セガが開発したこの教材を通じて、参加者はプログラミングの基礎から応用までを学ぶことができます。具体的には、サンプルコードの書き写しやカスタマイズを行いながら、プログラミングの面白さと実用性を実感することを目指しています。
また、講師には、日本eスポーツ連合公認の「ぷよぷよ」プロプレイヤーであり、元システムエンジニアという経歴を持つぴぽにあ選手を迎えます。彼の実績や経験から、参加者たちは「夢に向かって努力することの重要性」を学ぶことができ、将来のキャリアを考える良いきっかけとなることでしょう。
参加に関する情報
参加費は税込3,000円で、各回の講座は全て2時間の内容になります。開催時間は午前クラスと午後クラスがあり、参加者は固定クラスに予約する形になります。また、講座は対面形式に加えて一部オンラインでも行われ、自宅から参加することも可能です。
会場は「札幌市生涯学習センターちえりあ」で、アクセスは地下鉄東西線の宮の沢駅から徒歩約5分です。ここでは、地域の中学生たちが安心してプログラミングに親しむことができます。
募集要項
対象は札幌市立中学校に在籍する生徒で、各クラスの定員は30名、合計で120名の募集となります。応募は公式サイトから行い、定員を超えた場合は抽選となります。募集期間は2024年8月30日から9月16日(23:59)までです。
文化振興と教育の融合
少子化が進む中、文化芸術やスポーツ活動が継続的に行われる環境作りが重要視されています。この取り組みは、学校の部活動に地域がどのように協力できるか考える良い機会となります。セガが札幌で展開するこのプログラミング講座は、その一環として位置づけられています。
国内におけるセガのソフトウェア開発拠点であるセガ札幌スタジオが、地域のIT人材育成やエンタメ業界の活性化に貢献する姿勢を示しています。今後も地域活動と教育の融合が進んでいくことが期待されます。是非この素晴らしい講座に参加して、プログラミングの世界を楽しんでいただきたいです。