三菱ロジスネクスト株式会社とのパートナー契約更新
三菱ロジスネクスト株式会社が、次世代ロボットエンジニア支援機構(通称:Scramble)とのパートナー契約を更新したことが発表されました。この契約更新は、2023年から始まる3期目にあたります。地元京都の企業として、さまざまな形での支援を行ってきた三菱ロジスネクストが、今後も地域の次世代エンジニア育成に貢献する姿勢を示しました。
契約更新の背景
Scrambleは、地元企業の三菱ロジスネクストとの関係を深め、特にロボット教育における重要性を強調しています。2025年には、小中学生を対象にした工場見学会を実施する計画があり、ここでは最先端の自動フォークリフトやその製造現場を見学する機会が提供される予定です。このイベントを通じて、地域の子供たちに実際の技術に触れる機会を持ってもらい、将来的なキャリア選択の一助となることが期待されています。
三菱ロジスネクストのコメント
同社の代表は、物流業界の自動化に対応した製品開発や製造を行うことの重要性を再確認しました。自動フォークリフトや無人搬送車の開発を手掛ける中で、若い世代との交流を通じて技術や経験を伝えることが、未来のエンジニア育成につながると考えています。この取り組みにより、次世代の技術開発やモノづくりに関与するエンジニアを育成することが目指されています。
地域貢献と子供たちの未来
川節拓実氏、Scrambleの代表理事も、三菱ロジスネクストとのパートナーシップを心強く思っており、地域のロボット教育の重点化に貢献することができると述べています。工場見学の際には、子供たち自らが製作したロボットを持参し、エンジニアと交流する場も設けられる予定です。このような体験は、子供たちの創造力を育むだけでなく、将来の職業選択にポジティブな影響を与えることでしょう。
三菱ロジスネクスト株式会社について
三菱ロジスネクストは、倉庫から工場、港湾におけるあらゆる物流シーンを対象とする総合物流機器メーカーです。2017年に設立され、三菱重工業グループの一員として国内外で事業を展開しています。バッテリー式、エンジン式フォークリフトや無人搬送システムなどを提供し、物流業界が抱える課題解決に向けた取り組みを行っています。「安心・安全」「自動化・自律化」「脱炭素」をキーワードに、持続可能な社会の構築にも貢献しています。
詳細情報
- - 所在地: 京都府長岡京市東神足2-1-1
- - 代表者: 代表取締役社長 間野裕一
- - 設立: 1937年8月
- - URL: 三菱ロジスネクスト
- - 事業内容: 総合物流機器の提供
一般社団法人次世代ロボットエンジニア支援機構は、2020年に設立され、次世代のエンジニア育成に特化した取り組みを行っており、今後も三菱ロジスネクストと共に地域のために貢献していくことが期待されています。