潤工社「テクノロジー・イノベーター・オブ・ザ・イヤー」受賞者発表
2021年3月に創設された潤工社の「テクノロジー・イノベーター・オブ・ザ・イヤー」は、革新的な技術や製品を通じて医療や産業界に貢献している個人やチームを称賛する賞です。今回、その第二回目の受賞者としてアフォン・テクノロジー社が選ばれたことが発表されました。
アフォン・テクノロジー社は、血糖モニター技術の革新を目指し、特に非侵襲型の血糖モニター技術に関するプロジェクトが評価されました。従来の光センサーに代わり、同社が開発している「Glucowear」は無線周波数(RF)センサーを用いた独自のアプローチを採用しており、これにより血糖値をリアルタイムで持続的に検出することが可能です。
これは、血糖値の動きが常に把握できることを意味し、糖尿病患者にとっては治療管理が大幅に楽になることが期待されます。さらに、Glucowearは肌の色に影響されずに使用できるため、より多くの人にとって利用しやすい製品となっています。
潤工社の代表取締役である十河衛氏は、「技術革新者の可能性を広げる」というミッションのもと、社会に貢献することの重要性を強調しました。この受賞を通じて、技術革新に取り組む人々が新たな挑戦に挑む励みになればと願っています。
また、実行委員長のジョー・ローワン氏も、アフォン・テクノロジー社の偉業が期待を超えるものであったと評価し、高い技術力と献身があったからこその成果であると賞賛しました。このような賞が、今後の技術革新を促進するきっかけとなることが期待されています。
アフォン・テクノロジー社のCEO、サビ・チョードリー氏は、チームの努力がこの受賞を可能にしたと述べました。「私たちは患者の予後を改善するために技術の限界を突破し続けることが使命です。今回の受賞はその一環として、さらに多くの患者に非侵襲型の血糖モニターを提供する道を開きました」と語っています。
受賞の模様は、
こちらのリンクからご覧になれます。これからも潤工社やアフォン・テクノロジー社の動きに注目が集まることでしょう。
潤工社について
潤工社は1954年に創業され、「比類ない価値を創造し、社会を豊かに潤す」という理念のもと、様々な製品を提供しています。その技術は医療や情報通信、環境、エネルギーなど、多岐にわたる分野で応用されており、世界各地にビジネスを展開しています。
長い歴史の中で獲得した160以上の特許は、潤工社のイノベーションと技術力を裏付けるものです。今後も社会のニーズに応える製品開発に取り組む姿勢は、多くの注目を集めているのです。