香りの探求プロジェクト
2026-03-05 08:49:22

製薬思想から生まれた香りの探求プロジェクトが優勝を果たす

新蒸留研究所の快挙



2026年3月2日から5日にかけてヒルトン福岡シーホークで開催された「ICCサミット FUKUOKA 2026」において、製薬会社である株式会社MAEが展開する新蒸留研究所が「SAKE AWARD」に参加し、見事優勝を果たしました。これは富山県の企業としては初の快挙とされています。今回の大会では、「No.1 ジンの香りの原点に関する研究」をテーマに、執行役員の石川和則氏がピッチに登壇。2日間の熱戦を制した結果の栄冠です。

新蒸留研究所とは



新蒸留研究所は「分ける、分かる、分かちあう。」という理念のもと、製薬の思想を活かした香りの探求を行うプロジェクトです。ボタニカルの香りを科学的に分析し、新たな価値を生み出すことを目的とした取り組みが特徴です。具体的には、香気分析手法であるガスクロマトグラフィーを使用して、香りの成分を可視化し、そのデータをもとに製品設計を行っており、製薬の技術を応用して新しいスピリッツなどを開発・製造しています。

このプロジェクトは、蒸留酒や精油の研究開発を通じて世界中の香りの多様性とその魅力を多くの人々と分かち合うことを目指しています。

受賞した研究内容



新蒸留研究所が挑戦した「No.1 ジンの香りの原点に関する研究」は、ジンの香りを科学的に探究する過程で、多様なジンをガスクロマトグラフィーで分析し、その結果を基にした製品です。この研究の成果として、ジュニパーベリー、コリアンダーシード、アンジェリカルートの3種を使用したジンが生まれました。これにより、品種の香りの原点を体感できる貴重な体験が可能になっています。

さらに、満を持して発表された「No.8 ラベンダー由来の柑橘香に関する研究」も話題です。この製品は自社農園で栽培したラベンダーから抽出されたアロマオイルを使っており、ラベンダーの香りの中に秘められた柑橘香をうまく引き出しています。

また、琵琶湖蒸溜所との共同開発による「No.10 琵琶湖蒸溜所における熟成ジンの研究」も注目を集めました。オロロソシェリー樽での熟成により、ウイスキーの風味を持つ利点が引き出されています。

ICCサミットとSAKE AWARD



ICCサミットは2016年より開催されている、起業家や経営者、投資家が集まる国内でも有数のカンファレンスです。多様なスタートアップのプレゼンテーションや産業分野ごとのアワードが行われており、新しいビジネスアイデアの発信の場として、多くの注目を集めています。「SAKE AWARD」はその中でも、日本の酒文化や新しい取り組みを紹介するために設けられた企画であり、参加者が各地の酒を試飲し、その革新性を評価することを促しています。

新蒸留研究所の受賞は、製薬の思想を基にした香りの探求が高く評価された結果であり、今後のさらなる成長と展開が大いに期待されます。


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会社情報

会社名
株式会社MAE
住所
富山県富山市向新庄町1-18-47
電話番号
076-451-3731

関連リンク

サードペディア百科事典: 富山県 香り 新蒸留研究所 SAKE AWARD

Wiki3: 富山県 香り 新蒸留研究所 SAKE AWARD

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