移動課題を解決
2025-07-25 10:36:21

地域の移動課題を解決する新たな金融モデルが始動しました

地域の移動課題を解決する新たな金融モデル



福岡市を拠点とするチャリチャリ株式会社と三菱UFJ信託銀行をはじめとする複数の企業が連携し、国内初となる動産信託を利用した個人向けファンド「チャリチャリ地域インフラ投資ファンド」を2025年7月に販売開始することが発表されました。このプロジェクトは、地域の交通問題に新たな解決策を提示するものです。

背景と目的


地域の公共交通は、少子高齢化や人口減少の影響でますますその維持が難しくなっています。公共交通だけでは地域全体の移動を支えることができない未来が予想される中、チャリチャリは「まちの移動の、次の習慣をつくる」というミッションを掲げ、地域の移動ニーズに応えるシェアサイクルサービスを提供しています。では、この新しいファンドはどのようにして地域課題解決に寄与するのでしょうか?

チャリチャリの提供するサービスにより、地域の人々の日常的な移動手段が便利になるだけでなく、地域経済の活性化にも寄与すると考えられています。今回のファンドによる電動アシスト自転車1,100台の導入は、特に交通の便が悪い地域において重要な役割を果たすでしょう。

新たな金融モデル


この「チャリチャリ地域インフラ投資ファンド」は、チャリチャリが導入する新たな電動アシスト自転車を動産信託として取り扱うことが特徴です。三菱UFJ信託銀行が受託者となり、信託によって得られる利益の一部を地域の個人投資家に分配します。この仕組みは、地域の資本を活用しつつ、地域課題の解決に貢献する金融の地産地消モデルとして位置付けられています。

さらに、ファンドへの参加は事業投資型クラウドファンディング「セキュリテ」を通じて行われ、インパクトサークルが提供するインパクトレポートによって、投資家たちはその影響を定量的・定性的に把握できるようになっています。これは、新たな投資の形を提示し、地域社会に対する具体的なインパクトを可視化する手段となります。

参加者の役割


このプロジェクトには、各社が異なる役割を持っています。チャリチャリは、シェアサイクルサービスの提供と新たに導入する自転車の管理を担当。三菱UFJ信託銀行は、動産信託の設計を担当し、プロジェクトの全体設計にも関与しています。ミュージックセキュリティーズは、ファンドの販売を円滑に行い、投資家への情報提供を担当。インパクトサークルは、地域におけるインパクトを定量的・定性的に評価します。

まとめ


今後、この新しい金融の地産地消モデルが地域の交通課題をどのように解決していくのか、大いに期待が寄せられています。チャリチャリの取り組みを通して、地域社会がどのように変化していくのか、その過程を見守っていきたいですね。個人投資家が地域課題解決の一翼を担う新しいチャンスが、ここに生まれました。


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会社情報

会社名
チャリチャリ株式会社
住所
福岡市中央区長浜1丁目1番34号KBC会館2F
電話番号

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