株式会社fonfunがM&A DXの株式を取得し、新経営体制を発表！経営再建に向けた新たな戦略とは

株式会社fonfunがM&A DXの株式を取得し、新たな経営体制を発表

株式会社fonfun（東京都渋谷区）は、2025年7月8日に、M&A仲介事業を展開する株式会社M&A DX（以下「DX社」と称する）の株式を取得したと発表しました。これにより、DX社は持分法適用会社として位置づけられ、株式会社fonfunの代表取締役社長である水口翼氏が新たにDX社の代表取締役に就任します。この動きは、経営再建に向けた新戦略の一環として位置づけられています。

M&A戦略の重要性

株式会社fonfunは、「テクノロジーで社会をもっとスマートに。」という理念の下、持続可能な企業価値の最大化を目指しており、その中でM&A戦略が重要な役割を果たしています。2023年6月以降、70社以上のアドバイザリー契約を締結し、700件以上のM&A案件を手掛け、6件の実行に成功しています。これまでの経験を通じてM&A仲介業界の課題を理解し、DX社における業務推進体制の効率化に自信を持っています。

DX社の課題と新体制の構築

DX社は、「M&Aやファイナンスの専門力で、経営者と企業の未来を豊かにする」という理念を掲げているものの、一部の規制違反によりSaaS事業としてのチャレンジに直面しています。しかし、DX社は外部の専門家の助言を得ながらコンプライアンス体制を強化し、事業運営を継続しています。今回の提携により、株式会社fonfunが出資し、役員を派遣することでコーポレート・ガバナンスを強化する計画です。

新経営体制では、水口氏が代表取締役、牧田彰俊氏が副社長として参画予定です。また、M&A業界に精通した中川祐輝氏、弁護士の田中宏明氏、監査役に公認会計士の蓮尾倫弘氏が新たに役員に就く予定です。これにより、さらなる経営理念の実現と「M&A支援機関」の再登録を目指します。

資本提携の目的

この資本提携による狙いは以下の通りです：

1. コーポレート・ガバナンスの強化
役員派遣により経営監督機能を強化し、透明性の高い業務推進体制を構築します。

2. 経営再建とテクノロジー活用
株式会社fonfunが蓄積したテクノロジーとM&Aのノウハウを駆使し、業務プロセスの効率化を進めます。

3. 信頼回復と事業再構築
新たな経営体制を通じて企業文化の改善や「M&A支援機関」の再登録を目指し、取り組みを強化します。