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現代人の心のモヤモヤを解き明かす、新感覚の“読むセラピー”

臨床心理士の東畑開人氏の新作『なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない』が、2022年3月の発売から11度目の重版を迎えました。

本書は、家族、キャリア、自尊心、パートナー、幸福など、現代人が抱える様々な心の問題に対し、心理士として15年の経験を持つ著者が、その根源にある「わたしはひとり」という感覚に焦点を当てています。

東畑氏は、複雑な人生をシンプルに整理するための「こころの補助線」を7つ提示し、自分自身を理解し、他者とつながるためのカウンセリングジャーニーへと読者を誘います。

「こころの補助線」とは？

本書で紹介される「こころの補助線」は、現代社会を「大海原に放り出された小舟」と捉え、その小舟がいかにして方向を見出し、航海を続けるかを考えるための指針です。

東畑氏は、読者に「あなた自身の心について、あなたという小舟について、一緒に考えさせてもらいたい」と語りかけ、自分自身と向き合うことを促します。

著名人からの推薦コメントも続々！

本書は、尾崎世界観さん、三宅香帆さん、辻山良雄さんなど、様々な分野の著名人から推薦コメントも寄せられています。

尾崎世界観さんは、「東畑さんの心にはちゃんと筋肉がついていて、だから信頼できる」と、東畑氏の深い洞察力と人間味あふれる語り口を絶賛しています。

三宅香帆さんは、「自分のなかの葛藤や隠れていた思いが見えてくる」と、本書が自己理解を深めるためのきっかけとなることを語っています。

辻山良雄さんは、「ソファに横たわりカウンセリングを受けているような読み心地」と、まるでカウンセリングを受けているような感覚を味わえることを表現しています。

自分自身と向き合い、人生の航海を続けるために

現代社会で生きることの難しさ、自分自身を見失ってしまう不安を感じている方は、ぜひ本書を手に取ってみてください。

東畑開人氏の言葉は、あなた自身の心の奥底に隠された思いに光を当て、人生の航海を続けるための羅針盤となるでしょう。

【著者紹介】

東畑開人（とうはた・かいと）
1983年生まれ。臨床心理士・公認心理師・博士(教育学)。精神科クリニック勤務、大学准教授を経て、現在白金高輪カウンセリングルーム主宰。
著書に『野の医者は笑う―心の治療とは何か？』『日本のありふれた心理療法―ローカルな日常臨床のための心理学と医療人類学』『居るのはつらいよ―ケアとセラピーについての覚書』『心はどこへ消えた？』『聞く技術 聞いてもらう技術』など。

【書籍データ】

タイトル：なんでも見つかる夜に、こころだけが見つからない
著者：東畑開人
発売日：2022年3月16日
造本：四六判ソフトカバー（288頁）
定価：1980円（税込）
ISBN：978-4-10-354491-3
URL：https://www.shinchosha.co.jp/book/354491/

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