新プロジェクト「おもいをとどける。」が始動
株式会社comveyが2025年5月に開始する新プロジェクト「おもいをとどける。みんながよろこぶ。」は、障がい者雇用の促進と環境負荷軽減を目指しています。本プロジェクトには、サザビーリーグHRと株式会社WeOurの参加が決定しており、これにより多様な人材が活躍できる場が広がることが期待されています。
プロジェクトの背景と目的
日本国内には600社以上の特例子会社が存在しますが、障がい者が特例子会社で働く割合は全体の障がい者就労者の10%未満にとどまっています。この現実に対抗し、comveyは「おもいをとどける。」プロジェクトを立ち上げました。このプロジェクトでは、シェアバッグと呼ばれるリユース梱包を利用し、EC利用者のストレスを軽減し、環境への負荷を削減することを目指します。
環境に優しいシェアバッグ
comveyが提供するシェアバッグは、従来のダンボール梱包と比較して、85%以上のCO2排出量を削減できるという優れた特性を持っています。また、使用済みのバッグはクリーニングされた後に再利用され、サステナブルな循環型社会の形成に寄与します。利用者は、シェアバッグを郵便ポストに返却することで、手間をかけずに環境に優しい社会づくりに貢献できます。
障がい者との連携
このプロジェクトの魅力は、障がいを持つ方々とのコラボレーションにあります。サザビーリーグHRやWeOurと連携し、シェアバッグのクリーニングや検品業務を行うことで、障がい者の方々に新たな雇用の機会を提供し、それぞれの潜在能力を最大限に引き出す環境を整えます。
代表取締役の梶田伸吾氏は、プロジェクトの意義について「この取り組みにより、障がい者が活躍できる場が増え、企業が抱える人手不足解消にもつながると信じています」と語っています。これは、企業側だけでなく、社会全体にとっても大きな利益となるでしょう。
企業の公式コメント
サザビーリーグHRの陣内泰子社長は、「多様性を尊重し、共に成長する社会の実現を目指すことが重要です。本プロジェクトは、その第一歩に過ぎません」との意見を示しています。また、WeOurの代表取締役である高橋朗氏は、「当社のビジョンである持続可能な社会の実現には、このような取り組みが欠かせません」と強調しました。
未来に向けて
comveyは、「美しい物流をつくる」というビジョンのもと、持続可能な社会のための新たな仕組み作りに邁進しています。本プロジェクトが成功することで、社会がより包摂的になり、誰もが活躍できる環境が確立されることを期待しています。
詳細はcomveyの公式ウェブサイト
comvey.jp をご覧ください。