大林組、ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」を導入
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社(以下、シェルパ)は、東京都港区に本社を構える株式会社大林組が、ESG情報開示支援クラウド「SmartESG」を導入する運びとなったと発表しました。この取り組みは、企業のサステナビリティに関する活動を強化することを目的としています。2025年4月から本格的な運用が始まります。
大林組のサステナビリティへの取り組み
大林組は、「持続可能な社会の実現に貢献する」という理念を掲げ、2019年に策定した「Obayashi Sustainability Vision 2050」に基づき、地球環境や社会的な課題に対して積極的に取り組んでいます。持続可能性の向上は、同社にとって重要な経営戦略であり、さまざまな事業活動を通じてその実現を目指しています。
SmartESGの導入背景
「SmartESG」は、ESG情報の収集と分析を効率化するクラウドサービスです。大林組は、これまで属人的だったESG評価機関への対応を簡素化するため에、このシステム導入を決定しました。この導入により、非常に膨大な非財務情報をクラウド上に集約し、社内での統一された評価基準に従って情報を管理することが可能になります。
導入の具体的効果
導入される「SmartESG」には、データベース機能とワークフロー機能が含まれています。具体的には、各部門や関連会社からの情報収集を標準化し、ESG評価機関への対応をシステム上で行うことができるようになります。これにより、管理の効率が大幅に向上し、早期に反応できる能力が高まります。
また、「SmartESGマトリクス」により、収集したデータを各評価機関や開示基準が求める主要なESG項目ごとに整理し、共通する要点や重要度を明確にすることができます。これにより、ベンチマーク企業の事例やベストプラクティスを元に、導入企業としてのESG評価が高まることが期待されます。
シェルパ・アンド・カンパニーの取り組み
「SmartESG」を提供するシェルパは、ESG情報の開示に特化したサービスを展開しています。会社設立は2019年で、東京都品川区に本社があります。ECGに関するメディア「ESG Journal Japan」の運営や、専門家によるコンサルティングサービス「ESG Advisory」を通して、企業の持続可能性を高める支援を行っています。
今後もシェルパは、企業が持つサステナビリティに関連するデータを効果的に活用するための新しいソリューションの提供に努めていきます。
詳細については、シェルパの公式サイトをご覧ください。
シェルパ・アンド・カンパニー株式会社
また、製品に関する問い合わせは、
こちらのサイトからも受け付けています。
まとめ
大林組が「SmartESG」を導入することにより、より効率的かつ透明性のあるESG情報の開示が実現されるでしょう。この取り組みは、持続可能な社会づくりに向けた大林組のコミットメントを更に強化する要素となります。