翔泳社の『ハッキング入門本』が大賞を受賞
2024年8月28日、株式会社翔泳社からリリースされた『7日間でハッキングをはじめる本 TryHackMeを使って身体で覚える攻撃手法と脆弱性』が、ITエンジニア本大賞2025の技術書部門で栄えある大賞と特別賞に選ばれました。この受賞を受け、著者の野溝のみぞうさんは、「ハッキングを体験しながら、サイバーセキュリティの楽しさを伝えたい」と語りました。
ITエンジニア本大賞について
ITエンジニア本大賞は、ITエンジニアによって選ばれる技術書やビジネス書のアワードであり、Web投票を通じて推薦された書籍がノミネートされます。2025年2月13日にはプレゼン大会が実施され、観覧者による投票で最終的な賞が決定されます。今回は、Web投票で集まった数々の優れた書籍の中から、特に注目を集めた本が表彰されました。
書籍の内容
『7日間でハッキングをはじめる本』は、初学者が安全にハッキングを学ぶための手法を紹介しています。著者の意図は、学習が難しいと感じる人たちに対して、身近な環境で実際にハッキングを体験しながら学ぶことの楽しさを伝えることです。本書では「TryHackMe」というオンラインプラットフォームを利用して、7日間で段階的に学ぶことができる構成になっています。
1日目から基礎的な知識と脆弱性について学び、最終的には実践的なハッキング能力を身につけることが可能です。「TryHackMe」を用いることで、初心者でもわかりやすく、理解しやすい内容となっており、自分のペースで学習できる利点があります。このサービスを通じて、ハッキングの基本を学びつつ、セキュリティ対策についての理解を深めることができるのです。
サイバーセキュリティの重要性
サイバー攻撃が増加する中で、ITエンジニアにとってサイバーセキュリティの知識は欠かせません。本書を通じてハッキングを学ぶことは、攻撃者の視点を理解し、強固なセキュリティ対策を講じるための第一歩となります。また、セキュリティに興味がある方々にとっても非常に価値のある一冊です。本書では、セキュリティの考え方や関連する技術を分かりやすく解説しており、実践と理論を兼ね備えた内容になっています。
書籍情報
- - 著者: 野溝のみぞう
- - 発売日: 2024年8月28日
- - 価格: 2,860円(本体2,600円+税10%)
- - 版型: A5・312ページ
- - 購入リンク: 翔泳社通販サイトおよびAmazonにて。
この機会に『7日間でハッキングをはじめる本』を手に取り、サイバーセキュリティの世界に触れてみてはいかがでしょうか。新たな知識が得られること間違いなしです。
終わりに
翔泳社の『7日間でハッキングをはじめる本』の受賞は、これからのITエンジニアたちに新たな知識を提供する非常に意義深いものです。今後もこのような優れた書籍が増え、IT分野がますます発展していくことを期待しています。