愛犬の健康を支えるMOREMOTTOの成功事例
愛犬を家族の一員として大切にする人々が増加する中、ヘルスケア商品への関心も高まっています。そんな中、自社D2Cブランド「MOREMOTTO」を展開するAIGATEは、わんちゃんの健康と幸せを第一に考えた商品展開を行っています。
MOREMOTTOの誕生と特徴
「MOREMOTTO」は、2022年に立ち上げられた愛犬の健康に特化したブランドです。特に小型犬や中型犬を対象とした商品を、自社で企画から製造まで手がけています。代表的な商品の一つは「フムスキンウォーター」、これは犬のかゆみや涙やけを軽減するために開発された商品です。また、植物性乳酸菌やDHAを含む「フリコ」というふりかけサプリも人気です。
ブランドはECサイトを中心に、Amazonや楽天市場でも展開しており、ペットフレンドリーなホテルとのコラボレーションも行っています。ホテルでは、MOREMOTTOの商品をアメニティとして提供しており、さらにホテル内の売店でも販売されています。
AIGATEの戦略的アプローチ
AIGATEは、もともと事業成長コンサルティングを主体にしていましたが、そのノウハウを生かして自社ブランドの立ち上げに乗り出しました。特に、犬用ヘルスケア商品の市場は選択肢が限られており、飼い主たちが愛犬に適切な商品を見つけるのが難しいという課題があることに気づきました。この気づきから、MOREMOTTOの設立が実現しました。
ecforceの導入とその効果
MOREMOTTOでは、事業初期にecforceを導入していましたが、一時的に別のカートシステムに移行しました。しかし、他のシステムではEC業界のトレンドに追随するのが遅れ、機能不足が目立ってきたため、再度ecforceを導入することを決定しました。
再導入後は、購入直後のサンクスページでのアップセルやクロスセル施策が実現。具体的には、アップセル率が200%、クロスセル率が180%向上し、さらに顧客のライフタイムバリュー(LTV)も125%の向上を果たしました。これは、購入後に関連商品をスムーズに提案できる仕組みが整ったことが要因です。
オペレーションの効率化
ecforceを活用することで、オペレーションの効率化も図られました。特に、LP(ランディングページ)管理や受注の変更履歴の把握が容易になり、サポート業務の工数も削減されました。これにより、本来の業務に集中できる時間が増え、さらなる事業成長につながっています。
今後の展望
AIGATEは今後、ecforceを利用しながら医療的な質問に対しても細かく対応できるコンテンツを強化する予定です。また、オンラインでの相談サービスやLINEによる情報発信を積極的に行っており、顧客とのコミュニケーションを深めることで新規顧客の獲得を図っています。オペレーションの簡素化とともに、よりユーザーフレンドリーなサービスを提供することで、愛犬家たちの信頼をさらに高めていくことでしょう。
まとめ
MOREMOTTOは、愛犬の健康を真剣に考えた商品を展開し、ecforceの導入によりそのサービスをさらに向上させています。これからも、愛犬と飼い主の豊かな生活をサポートするブランドとして、さらなる成長が期待されます。