ミスミ、カスタマーサポートでの快挙
2024年9月12日、株式会社ミスミグループ本社が公益社団法人企業情報化協会の主催による「第27回カスタマーサポートシンポジウム」で「優秀賞」を受賞しました。また、同社の井上協江氏が「カスタマーサポートプロフェッショナル100人衆」に選出され、その貢献が高く評価されました。
今回の受賞内容
「カスタマーサポートプロフェッショナル100人衆」は、当年度のカスタマーサポート受賞企業から特に優れた業績を上げた個人を表彰する制度です。本年は17名が選ばれ、その中に井上氏が名を連ねました。
井上氏の選出理由は、業務理解を元に国内のRPA(ロボティック・プロセス・オートメーション)やAI-OCR(光学式文字認識)の活用促進をリードし、業務の効率化に寄与した点です。オペレーターをRPA技術者として育成し、多能工化を推進することで、従業員体験の向上と顧客サービスの時間価値を両立させる取り組みも評価されました。
表彰式の様子
表彰式では、井上氏が受賞スピーチを行い、「ミスミの取り組みが顧客満足度向上にどのように寄与しているか」を語りました。さらに、ミスミの副社長である荘司秀佳氏が「製造業の商習慣とお客様のニーズに応えるために、DX(デジタルトランスフォーメーション)とカイゼンをバランスよく推進する」と題した講演を行い、成功した取り組みを共有しました。
ミスミの事業内容
ミスミは、工場のオートメーションに必須な機械部品や工具、消耗品を世界中の31.8万社に提供しています。そのユニークな事業モデルは、自社の製造機能と他社製品の販売を融合させることで、納期の短縮と顧客の利便性向上を実現。これにより、多くの企業から信頼を受けており、日々サービスの向上に努めています。
今回の表彰により、ミスミのカスタマーサポートに対する取り組みと、そこに関わる全ての社員の努力が評価されました。この表彰を機に、さらなる技術革新と顧客満足の追求に邁進していくことが期待されます。
まとめ
ミスミの受賞は、企業としての成長だけでなく、従業員の努力と成果が高く評価された証です。今後も業界全体のスタンダードを引き上げる存在として、さらなる活躍が期待されています。