タイでのインターンシップ
関西外国語大学(枚方市)の学生たちが、鴻池運輸株式会社との連携により、タイの現地法人である「Konoike Asia (Thailand) Co., Ltd.」と「Konoike Cool Logistics (Thailand) Co., Ltd.」にて、8日間のインターンシップを実施しました。これは、国内外で展開するKONOIKEグループの事業の一環であり、学生たちは実際の業務を通じて物流業界の理解を深め、同時に語学スキルを磨く機会となりました。
インターンシップの目的と内容
このプログラムは、学生が輸出入フォワーディング事業や倉庫管理などの実務体験を通じて、総合的かつ実践的に学べる機会を提供します。また、実際の業務を体験することで、ビジネスに必要な語学スキルを向上させることにも重きを置いています。
インターンシップ中、学生たちはタイのバンコク港での貨物の取り扱いや倉庫の運営方法を学ぶだけでなく、小売店舗などを訪問し、物流が社会においてどのような役割を果たしているかも深く理解することを目指しています。これにより、物流の重要性を実感し、実際のビジネス現場での新たな提案や問題解決能力を養うことにつながります。
新たな学科設立とグローバル人材育成
関西外国語大学では、2023年4月に新設された「アジア共創学科」において、アジア地域に特化した学びを進めています。この学科は、タイ、中国、韓国、ベトナムなどの言語学習や社会情勢の研究を強化し、グローバルに活躍できる人材の育成を目指しています。
学生たちは、インターンシップを通じて現地で働く人々との交流を深めるだけでなく、アジア特有の経済や社会環境に触れ、多様な視点から課題を考える機会を得ました。この経験は、彼らの将来において大きな資産となることでしょう。
経済的支援と参加学生の意欲
今回のプログラムに参加する学生たちは、大学から奨学金として10万円が支給され、経済的な援助も受けての挑戦となります。この支援は、学生たちがインターンシップに専念し、充実した体験を重ねるための大きな助けとなります。
タイでのインターンシップに参加した学生たちは、これからの国際社会で活躍できるスキルと視野を広げる貴重な経験を手に入れることができました。彼らの挑戦的な姿勢は、今後のキャリアにおいても大いに役立つことでしょう。今後の活躍に期待が寄せられています。