飯綱町デジタル教育プログラムがスタート!
長野県飯綱町では、2023年度から「飯綱町デジタル教育プログラム」が始動し、子供たちがプログラミングを学びながら、自ら課題を見つけ解決する力を育む活動を展開しています。特に、「牟礼小学校」では6年生を対象に、実際のプログラミング授業を行い、人感センサーライトの製作に取り組むことが決まりました。
プログラミング授業の概要
本プログラムにおいて、児童は「micro:bit」という小型コンピュータを使用して、自らのアイデアを形にしていきます。具体的には、センサーが人の存在を感知し、自動的に明かりを点ける仕組みを設計します。この授業を通じて、児童たちは自ら問題を解決する力を養うと共に、プログラミングの楽しさを実感することができるのです。
授業実施の日時と場所
- - 日時: 2025年2月10日(月)
- - 授業時間: 1時限目 8:50〜9:35(6年1組)、3時限目 10:50〜11:35(6年2組)
- - 場所: 牟礼小学校 理科室
(長野県上水内郡飯綱町大字黒川1584番地1)
デジタル教育プログラムの全体像
飯綱町は、令和5年度から町内の小学校(牟礼小、三水小)において、外部の専門家の支援を受けながら、外部講師によるデジタル授業を実施しています。2024年度より、授業に加え、放課後に「マインクラフト」を活用したプログラミング学習を行う「デジタルスクール」、夏休みには合宿形式でプログラミングを学ぶ「デジタルキャンプ」を設け、多彩な学びの場を提供する計画です。
教育の背景と目的
この取り組みは、単にプログラミング技術を教えることに留まらず、ICT機器を利用して教育の質を向上させ、論理的思考力を養うことを目的としています。このプロジェクトを通じて、児童は自身の手で解決策を導き出し、創造力を発揮するチャンスを与えられています。さらに、飯綱町の教育方針や取り組みを広く発信することで、地域への移住・定住を促進することも狙いのひとつです。
飯綱町の魅力
飯綱町は長野市から車で30分ほどのアクセスで、標高500~700メートルの場所に位置しています。豊かな自然環境に恵まれ、特に「北信五岳」の一角である飯縄山の麓には、多くの観光名所や豊富な農産物があります。町内では、国内生産の約1%を占める高品質なリンゴや、桃、サクランボ、特A一等米などが栽培されています。
さいごに
飯綱町のデジタル教育プログラムは、子どもたちにとって未来を切り開くための大切な学びの場であり、多くの期待が寄せられています。地域の教育環境の充実を図りながら、次世代を担う人材を育成していく飯綱町の挑戦は、今後も注目されることでしょう。詳細な情報やプログラムの内容については、
飯綱町デジタル教育サイトでご確認いただけます。