5月28日は世界月経衛生デー!絵本プレゼント企画のお知らせ
5月28日は世界月経衛生デーです。この日は、毎月やってくる月経についての意識を高め、タブーをなくすことを目的としています。月経衛生デーは、平均28日周期で月経があることからこの日に制定されました。2013年にドイツのNGO団体「WASH United」によって提唱され、今では全世界で広く認知されています。
世界月経衛生デーの意義
月経に関する話題は、多くの文化でタブー視されています。しかし、月経は人間の生理現象であり、命を次世代へ繋ぐ重要な役割を果たしています。月経衛生デーにおいては、こうした沈黙を破り、月経への理解を深めることで、社会全体の意識を変えていくことが求められています。月経について自由に語り、正しい知識を持つことが、すべての人々にとっての権利であると考えられています。
性教育絵本「げっけいのはなしいのちのはなし」
そんな中、特定非営利活動法人HIKIDASHIが2021年に出版した性教育絵本「げっけいのはなし いのちのはなし」も大きな注目を浴びています。この絵本は、月経のメカニズムや命の始まりについて、子どもでも理解しやすいイラストを用いて説明しています。絵本を通じて、月経がどれほど大切なものであるかを伝えることを目的としています。
特に重要なのは、月経があっても必ずしも子どもを産む必要はないというメッセージ。絵本では「子どもを産むかどうか、産むタイミング、何人産むかは、すべて自分の自由で決める権利がある」といったリプロダクティブライツについても触れています。この知識を持つことが、未来の世代にとっても重要な基盤となるでしょう。
プレゼント企画について
この特別な日を記念して、特定非営利活動法人HIKIDASHIは絵本「げっけいのはなしいのちのはなし」を5名の方にプレゼントします。応募方法は非常にシンプルです。HIKIDASHIのLINE公式アカウントに登録し、「世界月経衛生デーの絵本希望」と希望理由を記載したメッセージを送るだけ。締切は2025年5月28日(水)17時です。
公式情報
公式サイトやLINEアカウントを通じて、詳しい情報を確認できます。また、HIKIDASHIでは、より多くの人々が性教育に関心を持ち、理解を深めることを目指してさまざまな活動を展開しています。子どもたちの生きる力を引き出すために、ぜひ参加してみてください。
公式サイト:
HIKIDASHI
この機会に、月経について考え、自分自身や周囲の人々と自由に話すきっかけにしてみませんか?