金融機関向けシンジケートローンの新機能
キヤノンITソリューションズ株式会社(以下、キヤノンITS)は、シンジケートローンの業務管理を一層効率化する金融機関向けのサービス『Agent Square Cloud』に新機能を追加します。新機能は、参加行向けの期日管理機能および返済方法に柔軟に対応する元利均等/不均等返済機能です。これらの機能は、2024年8月1日から提供が開始されます。
背景
キヤノンITSは、シンジケートローンに関する金融機関のエージェント業務におけるさまざまな課題を解決するためのソリューション『Agent Square』を展開しています。このサービスは、全国約40の金融機関で導入され、金融業務の効率化に貢献してきました。さらに、2024年3月26日からは、クラウドベースの『Agent Square Cloud』が提供されており、顧客の作業負荷を軽減する高い利便性を実現しています。
新機能の情報
参加行向け期日管理機能
この機能では、シンジケートローンの参加案件を登録することで、日々の期日管理、コベナンツ管理、実収/未収の手数料管理を効率よく行うことができます。この管理機能により、期日管理や計数確認、記帳対応、そして決算業務においても柔軟性が増します。これにより、案件のモニタリングが適切に行えるようになります。
元利均等/不均等返済対応機能
元利均等返済機能は、元本と利息の支払額が均等となるように設定された融資案件を効率的に管理することを目的としています。一方で、不均等返済に対応する機能は、均等で設定された支払スケジュールを柔軟に変更し、計算期間ごとの返済額を調整して管理することが可能です。この機能により、独自の返済方法を採用する案件でもスムーズな管理が実現されます。
未来への展望
キヤノンITSは2005年から金融機関向けにシンジケートローン業務管理ソリューションを提供しており、市場の変化や顧客からの要望に応じて随時機能の改修を行ってきました。新たな機能追加を進めることで、お客様の業務に合った講座をさらに充実させていく方針です。また、他のサービスやシステムとの連携強化も目指し、エージェント業務を推進する金融機関を総力を挙げてサポートしていきます。
Agent Square Cloudの概要
『Agent Square Cloud』は、シンジケートローン案件の契約管理業務を効率化するためのサービスです。契約情報や業務委託手数料の管理、スケジュールに基づく日次業務管理など、ユーザーフレンドリーな画面設計でエージェント業務の負担を大幅に軽減します。
詳細な情報は次のリンクからご覧ください:
Agent Square Cloud。
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