叡啓大学が挑む新たな社会課題解決
広島市中区に位置する叡啓大学が新たに立ち上げたコンテンツ「プロジェクト、といえば叡啓大学」では、同大学の学生たちが取り組む様々なプロジェクトを詳しく紹介しています。この取り組みは、学生に社会と関わる貴重な機会を提供し、未来の人材を育成することを目的としています。
このコンテンツでは、特に地域活性化や環境問題、さらにはテクノロジーを活用したプロジェクトなど、幅広い分野での学生の主体的な取り組みが展示されています。学生たちは、企業や自治体、NPO、国際機関など、多様なステークホルダーと連携しながら社会課題の解決に挑み、創造性を発揮することを目指しています。
学生が考えるコミュニティ支援のプロジェクト
最初に紹介されているのは、ソーシャルシステムデザイン学科に所属する4年生の三谷日菜子さんによるプロジェクトです。このプロジェクトは、広島市の若者、特にLGBTQ+当事者が抱える不安や孤独感を解消するため、持続可能なピアサポートの場所を提供することを目指しています。若者たちが安心して自分の思いや悩みを共有できる環境づくりを通じて、相互に支え合うコミュニティの形成を目指しています。
続いて紹介されるのは、同じくソーシャルシステムデザイン学科4年生の成毛侑瑠樺さんが手掛けるプロジェクトです。このプロジェクトでは、高校生の不登校をテーマにしたジャーナリストによる社会課題発見ディストリビューションシステムを提案しています。ここでは、不登校の問題が如何に社会で話題にならないかを伝え、周囲の理解を深める取り組みを行っています。
さらに、3年生の川原壮太さんが企画した「シャレオでラジオ」プロジェクトも注目を集めています。このプロジェクトは学生たちが自らの考えや意見を発信する場を提供し、より活発なコミュニティを形成することを目指しています。聞く人々に新たな視点を提供することを目的としており、創造的な発信の場となっています。
学生の力を引き出すカリキュラム
叡啓大学のカリキュラムは、学生のコンピテンシー育成に重点を置いています。つまり、知識やスキルの修得に加え、実際のプロジェクトにそのスキルを応用する実践の場を提供することが特徴です。授業内で得た知識を活かし、さまざまな場面に適用することで、学生は課外活動にも積極的に参加し、自身のプロジェクトを進める機会を持っています。
このような取り組みは、学生が社会での実践を通じて各種のネットワークを活かし、新たな価値の創造に挑む良い機会を提供しています。叡啓大学では、学生一人ひとりの個性や能力を引き出すためのプロジェクト支援を行っています。
今後もこのようなプロジェクトが紹介されていくことで、学生たちの挑戦がより多くの人々に知れ渡ることを期待しています。新たな価値や可能性を創出する叡啓大学の取り組みは、今後も目が離せません。
詳しい情報は、
叡啓大学の公式ウェブサイトでご覧いただけます。