独立行政法人中小企業基盤整備機構がFASTAR第12期公募を開始
本日、東京都港区にある独立行政法人中小企業基盤整備機構が、2024年度のアクセラレーション事業「FASTAR」第12期における支援先企業の公募を始めました。このプログラムは、スタートアップが成長を遂げるための支援を目的としており、多くの挑戦者を待ち受けています。
FASTARとは?
FASTARは「困難に挑むスタートアップを加速させ煌めかせる」というビジョンのもと、ユニコーン企業を目指すスタートアップや地域の課題に取り組む企業を対象としたプログラムです。専門家たちが伴走者として企業の成長を支援していきます。
公募説明会の開催
公募に関する説明会が11月7日(木)17時よりオンラインで行われます。参加を検討している方は、ぜひ申し込んでください。
公募概要
1. 応募条件
応募するには、基本的に創業から5年以内の企業(2019年4月1日以降に設立)または創業予定であることが求められます。ただし、バイオ分野などのディープテック企業は、創業から10年以内(2014年4月1日以降の設立)でも認められます。
2. 支援対象
支援の対象となるのは、グローバル或いは地域の社会課題を解決するスタートアップや起業予定者です。特に、第12期ではインパクトスタートアップとローカル・ゼブラ企業に重点を置いて支援を行う方針です。
- - 事業計画の策定やブラッシュアップを希望する
- - 研究開発成果の事業化を図りたい
- - プロダクトの実証や販路開拓を目指したい
- - 資金調達先を探したい
- - 組織や資本政策の整備を検討している
3. 支援方法
中小機構の専門家が約1年間、事業戦略の構築や経営上の課題解決に向けたメンタリングを行います。以下の支援内容が含まれます:
- - ビジネスモデルの見直し、事業計画の作成、資本政策と組織形成についての基礎的支援
- - 知的財産、法務、会計、規制対応などの専門支援(選択方式)
- - 中小機構や公的機関による支援策の紹介
更に、セミナーやネットワークの構築、資金調達の機会も提供されます。特にDemo Dayでは、参加企業のピッチを行うハイブリッド形式のイベントが大阪で予定されています。
4. 公募期間
公募は2024年11月1日(金)から12月9日(月)17時まで受け付けられます。
5. 応募方法
詳細については、公式サイト内の「募集要項」と「FASTARプログラム参加規約」を確認の上、必要書類を作成し申し込みフォームから申請してください。詳細な情報は
こちらから入手可能です。
過去の実績
FASTARは2019年度から11期にわたって実施されており、バイオ・医療機器、AI・ITサービス、ロボティクス、環境エネルギーなど多様な分野で140社の企業が採択されています。これらの参加企業は、1~6期までの累計で約80億円の資金調達を実現しています。
FASTARは、IPOやM&Aを目指すスタートアップ企業や個人に対して、成長を後押しするプログラムです。新たな挑戦をしたい方にとって、まさに絶好の機会となることでしょう。興味のある方はぜひ参加を検討してみてください。