博報堂の雑誌『広告』が完全リニューアル
株式会社博報堂が発行する雑誌『広告』が、全面リニューアルを実施し、リニューアル創刊号を2025年3月25日に発売することを発表しました。これにより、1948年から続く『広告』が新たな息吹を吹き込まれることとなります。これまでの417号の歴史を背景に、編集部のリーダーが新編集長に変わり、新たな視点で誌面が展開されるのです。
新しい編集長、山口綱士が魅せる
新編集長に就任するのは、株式会社HAKUHODO DESIGNの代表取締役共同CEOである山口綱士氏です。彼は、30年以上に渡ってさまざまな職務を経験し、多くの賞を受賞してきた実力者です。山口氏は、広告の新しい可能性を探るために「さあ、うれしい事件を。」というテーマを掲げることにしました。これは、単なる広告の枠に囚われず、限界を超えたクリエイティブで新たな体験を読者に提供しようという強い意志を反映しています。
リニューアル創刊号の特集内容
リニューアルされた創刊号では、特集として「領域侵犯合法化。」が取り上げられます。この特集では、既存の枠に捉われず、新たな領域を切り拓くクリエイターたちの挑戦を紹介します。新時代の広告が求める価値観や、革新的なアイデアはどこから来るのか、深く掘り下げていく内容になることが期待されます。
ティザーサイトも開設
このリニューアルを祝して、2月17日にはティザーサイトも公開されました。こちらのサイトには、クリエイティブなビジョンを持った新しい雑誌『広告』の魅力が凝縮されています。読者は、「さあ、うれしい事件を。」というフレーズを通じて、雑誌の新たな方向性を感じ取ることができるでしょう。
新たな挑戦への期待
博報堂の『広告』が新たに生まれ変わることにより、広告業界にどのような影響を与えるのか非常に楽しみです。リニューアルされた内容が、クリエイティブの最前線で活躍する人々だけでなく、一般の読者にどのようなインスピレーションを与えるか。カルチャーや価値観が変容する現代において、広告がどのようにその役割を果たしていくのか、今後の展開が待ち遠しい限りです。
今後、雑誌『広告』418号を通じての山口氏のビジョンが、どのように実現されていくのか。興味を持って見守りたいと思います。そして、このリニューアルが広告文化のさらなる発展に寄与することを期待してやみません。新たな誌面での発見に、多くの皆様に楽しんでいただければ幸いです。