ティファニーの最新作、パラダイス バード パロット ウォッチ
ティファニーが新しく発表した「パラダイス バード パロット ウォッチ」は、同ブランドのハイジュエリーコレクション「ブルー ブック 2026:ヒドゥン ガーデン」の一部として展開されています。このウォッチは、自然界の美しさをテーマにしており、鮮やかなジェムストーンとエナメル技法によるトロピカルなデザインが魅力です。
デザインの魅力
ダイヤルには、20世紀の著名なデザイナーであるジャン・シュランバージェのアイコニックな「バード オン ア ロック」ブローチにインスパイアされたモチーフが使用されており、そのエレガンスと華やかさは、現代的な感性で見事に再解釈されています。シュランバージェは1956年から1980年代後半にかけて活躍し、多くの著名なファッションリーダーに愛用されたデザイナーで、彼の作品は今日でも高く評価されています。
特に目を引くのは、幻想的で多彩な鳥をモチーフにした装飾であり、例えば1962年の「オワゾー ドゥ パラディ(楽園の鳥)」クリップや、1963年の「ハミング バード」ブローチがその代表例です。これらの作品は、色彩豊かなストーンの組み合わせで知られています。
「ブルー ブック」の伝統
ティファニーは毎年春に自然界をテーマにした新しいコレクション「ブルー ブック」を発表しています。このコレクションのスタートは1845年に遡り、当初はアメリカ初のジュエリーと生活用品のカタログとして誕生しました。20世紀には、ティファニーのハイジュエリーコレクションとして進化し続け、色彩、形状、素材における限界を押し広げてきました。「パラダイス バード パロット ウォッチ」も、こうした伝統の中で生まれた最高峰のクラフトが詰まっています。
卓越した技術
「パラダイス バード パロット ウォッチ」は、卓越したエナメル技法と比類なきゴールドの彫刻、石留め技術が融合しており、見る者を魅了します。時計の上には、小さな鳥が自然を思わせるエナメルダイヤルの上に配置され、その周りをカボションカットのジェムストーンが取り囲んでいます。
手描きによるエナメルのダイヤルには、3層の葉模様が施され、その下に不透明なブルーエナメルが重ねられています。このプロセスは、80時間以上の細かな手作業が求められる非常に精密な作りです。
また、ケースは18Kホワイトゴールド製で、ホワイトダイヤモンドが美しくセッティングされています。鳥のくちばしにはオニキス、目にはピンクサファイア、体にはターコイズが使用され、そのカラフルでエレガントなデザインには細部へのこだわりが感じられます。合計70石のストーンが、ミニチュア彫刻と手彩色によって形作られており、32時間に及ぶ技能が注がれています。
限定モデル
この時計は、ネイビーブルーのアリゲーターストラップを特徴とし、全世界で10本のみの特別なモデルとして提供されています。直径36mmのケースには、425石、総計3.37カラットのダイヤモンドがセットされ、55時間にわたる細心の手仕事が込められています。
ケースバックにも注目が集まります。ここにはルーペが付いており、カボションストーンの裏側を楽しむことができます。それに加えて、シュランバージェの「アローズ」ブローチにインスパイアを受けたダイヤモンドのサンバースト模様が施されています。時刻調整は中央の控えめなプッシュボタンで行うことができます。
結論
「パラダイス バード パロット ウォッチ」は、ティファニーの情熱、技術、創造性を結集した作品です。自然の神秘的な美しさを尊重し、洗練されたクラフトとデザインの結晶を楽しむことのできるこの時計は、一生の宝物とも言える価値を持っています。