Honda発のスタートアップUMIAILEとせかいのはじまりがコーチング契約を締結
最近、Hondaの新事業創出プログラムから誕生したスタートアップ企業、UMIAILEが株式会社せかいのはじまり(せかはじ)と包括的なコーチング契約を締結しました。この契約は、UMIAILEの持続的成長と組織のイノベーション創出を支援するためのもので、特にエグゼクティブコーチングとシステムコーチングを通じて行われます。
UMIAILEの概要
UMIAILEは、2025年1月に設立された企業で、海を視覚化することによって平和で豊かな地球を守ることを主な理念としています。彼らが手がける主な製品は、小型の自律航行型無人ボート「UMIAILE ASV」です。このボートは、海洋データを収集し、環境保護に貢献することを目指しています。また、将来的には海外市場への進出も視野に入れています。
UMIAILEの設立メンバーは、Hondaでの豊富な技術背景をもとに、自らのアイデアや技術を駆使して社会課題の解決に挑戦しています。30代の取締役たちは、これまでの技術的な環境から経営や組織運営に新たに挑戦する姿勢を持っています。
コーチング契約の意義
今回のコーチング契約は、UMIAILEの創業メンバーがHonda在籍時にせかはじのコーチングを体験し、その効果を実感したことから実現しました。コーチング契約の締結により、せかはじはUMIAILEの経営層に対し、次の2つの主要なサービスを提供します。
1.
エグゼクティブコーチング
経営者を対象にしたこのプログラムでは、リーダーシップや意思決定力の向上を図ります。内省を深めることで、個々の組織を率いる力を強化します。
2.
システムコーチング
経営チームなど、複数名の関係性に注目するこのコーチングは、対話を通じて相互理解と信頼を深め、お互いの共創力を引き出すことを目的としています。
UMIAILEの急成長と人材育成
UMIAILEの代表取締役、板井亮佑氏は、「テクノロジーだけでなく“人”の力も重要である」と強調しています。彼は、コーチングを受けることによって自身たちのポテンシャルを効率的に引き出し、さらなる事業成長につなげたいと願っています。また、せかいのはじまりの齋藤豊氏は、「地球の未来を創るスタートアップの成長を支援できることを光栄に思う」と述べ、コーチングによってUMIAILEの潜在能力を最大限に引き出す決意を表明しています。
UMIAILEとせかいのはじまりのコーチング契約は、これからの組織の成長に寄与する重要なステップとなるでしょう。これにより、UMIAILEが社会課題の解決に向けたさらなる活動を進められることが期待されています。彼らの取り組みが今後どのように発展していくのか、注目が集まります。
会社概要
株式会社せかいのはじまり
株式会社UMIAILE
このコーチング契約を通じて、UMIAILEが持つ革新的な技術と強固な組織力が結びつき、より大きな社会的インパクトを生み出すことが期待されます。