地方創生プロデュースのさとゆめ、Central Japan Seed Fundと戦略的パートナーシップを締結 - 中部エリア進出加速へ

地方創生事業のプロデュースを行う株式会社さとゆめ（本社：東京都千代田区）は、地域課題解決型シードファンドのCentral Japan Seed Fund（本社：愛知県名古屋市）と戦略的パートナーシップを締結したことを発表しました。

さとゆめは、全国50エリア以上で地方創生事業のプロデュースを行い、「ふるさとの夢をかたちに」をコーポレートミッションとして掲げています。CJSは、地域課題解決に取り組む起業家を支援するためのシードファンドであり、設立以来、32都道府県を訪れ、地域課題と向き合ってきました。

今回の提携により、さとゆめはCJSからの第三者割当増資を実施し、中部エリアへの進出を加速させます。CJSのネットワークを活用し、自治体との連携を強化することで、地域活性化の成功モデルを創造していく予定です。

両社は、それぞれの強みを活かし、地域課題解決に貢献していくことを目指しています。さとゆめの持つ地方創生ノウハウと、CJSの資金力やネットワークを組み合わせることで、より効果的な事業展開が可能になると期待されています。

具体的には、中部エリアにおける伴走型地方創生コンサルティングの推進、自治体との連携強化、スタートアップピッチイベントの実施などが計画されています。

今回の提携は、地方創生分野における新たな取り組みとして注目されています。さとゆめとCJSの連携が、日本の地方活性化に貢献していくことが期待されます。

各社のコメント

Central Japan Seed Fund 代表パートナー藤田豪氏

日本の課題は全て地方にあると考えています。我々CJSファンドは、そんな地方の課題を解決する起業家と共に歩んできました。さとゆめの嶋田さん、浅原さんたちは、まさに本気で地方創生に取り組むスタートアップです。都内の自治体アンテナショップや山梨県小菅村、沿線まるごとのSatologueなど、さとゆめが手掛ける地域を実際に訪問させて頂きました。ただのリノベーションではなく、地域の人たちと一緒に未来を作っている、地元の人たちの関係性から見える、さとゆめだからできることがあるということがよく分かりました。人口減少から来る全国の地域の課題を、さとゆめと一緒に解決していきたいと思います。

Central Japan Seed Fund 代表パートナー伊藤仁成氏

さとゆめは、地域がもつ資源の価値を可視化、再定義し、人を起点にユニークな商品やサービス、事業、雇用、そして持続可能なまちづくりを目指しています。人口減少で厳しい環境がむしろチャンスに変わる。地域の課題と向き合い、伴走し続けてきた嶋田さん、浅原さんだからこそ描くことができる世界観に共感し、今回の提携に至りました。今後は特定地域の課題解決を目指すスタートアップピッチをはじめ、両社の強みを活かした地域課題の解決に、共にチャレンジしていきます。

株式会社さとゆめ代表取締役CEO 嶋田俊平氏

藤田さん、伊藤さんをはじめCJSの皆様は、かほくらし、小菅村、奥多摩町など、さとゆめのフィールドに何度も足を運んでくださいました。そして、星空の下で焚火を囲み、時にはお酒も飲みながら、お互いに理解を深め、日本の地域のポテンシャルについて夜中まで熱く語り合いました。そんなプロセスを経て、CJSからご出資くださることになり、すごく自然な感情として、嬉しく、心強く思いました。CJSのご支援を受けながら、地域のポテンシャルをとことん掘り起こし、地域に雇用と賑わいを生み出す事業をつくっていきます。

株式会社さとゆめ会社概要

さとゆめは、「Local Business Incubator 〜人を起点として、地域に事業を生み出す会社〜」を、コーポレートアイデンティティとする、地方創生に特化した、伴走型の事業プロデュース会社です。全国50以上のエリアで、計画策定から事業の立上げ・運営まで、地域に伴走しています。

JR東日本との協業による「沿線まるごとホテル」（東京都奥多摩町・青梅市）、“700 人の村がひとつのホテルに。”をコンセプトとする「NIPPONIA小菅源流の村」(山梨県小菅村)、地域と企業の協働による保養地づくり「癒しの森事業」(長野県信濃町)、町単独のアンテナショップ&地域商社事業「かほくらし」(山形県河北町)等、人を起点に様々な事業創出に取り組んでいます。

所在地：東京都千代田区九段南3-4-5 ビラ・アペックス市ヶ谷 801

設立：2012年4月17日

事業内容：地方創生に特化した事業プロデュース、伴走型コンサルティング

URL：https://satoyume.com/