AI技術でスタッフの笑顔を見える化するアドベンチャーワールドの新サービス

スタッフの笑顔がゲストの笑顔を生む

和歌山県白浜町にある「アドベンチャーワールド」が、株式会社脳活性総合研究所が開発した「AI笑顔測定器」を導入しました。この取り組みは、テーマパークのスタッフ教育の一環として行われ、笑顔の循環を目指すものです。これはアドベンチャーワールドが掲げる「こころでときを創る Smileカンパニー」という理念にも深く関連しています。

1. 導入の背景

アドベンチャーワールドでは、スタッフ一人ひとりの成長と幸せが、訪れるゲストの体験価値に直結すると考えています。つまり、スタッフ自身の笑顔がゲストの笑顔を生み出し、さらには、その笑顔が広まっていく循環を作る狙いがあります。AI笑顔測定器は、この理念を実現するための有力な手段となります。

2. AI笑顔測定器の仕組み

「AI笑顔測定器」は、スタッフが笑顔を測定するための簡単な装置です。スタッフがタブレット端末のカメラに向かい、5秒間笑顔を作ることで、自動的に笑顔を測定し、その結果をAIが評価します。具体的には、口角の上がり、口幅の広がり、上唇の上がりの3つの指標から笑顔スコアを算出し、100点満点で結果が出ます。

この測定は日次やチームごとに行われ、スタッフの笑顔の状態を“見える化”することで、より高いモチベーションを持たせる仕組みを実現しています。結果はすぐにプリントアウトされ、アドバイスも同時に受け取れるため、スタッフ自身が直ぐにフィードバックを得られます。

3. 導入コストとプラン

このAI笑顔測定器には初期費用として16.8万円、月々の通信料が1,000円（共に税別）が必要です。さらに、イベントにおいてはレンタルプランも用意されており、1日レンタルは25,000円、30日間レンタルは120,000円（ともに税別・送料別）で利用可能です。このように、さまざまなニーズに応じた料金プランがあることで、多くの方に利用しやすくなっています。

4. 脳活性総合研究所について

脳活性総合研究所は、東京に本社を置き、脳の活性度や認知機能、各種健康状態を測定するテストの開発・販売を行っています。代表の太田芳徳氏は、健康と活力を追求する研究所として、より良い社会を作るための活動を推進しています。ゲームを通じた報酬体系やデータの分析を活用し、今後ますますの進化が期待されています。