リトルリトリートデポオープン
2025-12-16 11:20:20

JR東日本が「リトルリトリートデポ」を開業し新たなウェルビーイングの形を提案

JR東日本がリトリート拠点「リトルリトリートデポ」をオープン



2025年、大宮駅西口にJR東日本の都市型ウェルビーイング拠点、「リトルリトリートデポ」(通称:リトデポ)が開業しました。このプロジェクトは、株式会社スキーマが総合クリエイティブ設計を担当し、都市再生と健康文化を融合させる新しい取り組みとして注目されています。

スキーマが提案する新たな都市循環モデル



スキーマはリトデポの設計に際し、ただの商業施設ではなく、人々がリトリート(休息と回復)するための都市型ウェルビーイング拠点を目指しました。大宮駅の車両整備車庫を活用し、地域や都市との循環を生み出すハブとするデザインが施されています。本施設は、サウナやキャンプなどの体験を通じて、日常生活から非日常へとスイッチを入れる「心のインフラ」を提供することが計画されています。

スキーマはプロジェクトの立案において、理念の策定からブランド体験の設計、そして各領域のトップクリエイターを結集するチームビルディングを主導しました。こうして生み出されたリトデポは、単なる施設でなく、持続可能な文化と収益を生むための新しいコミュニケーション設計を体現しています。

グランドオープンとその意義



2025年11月29日、リトデポのオープニングセレモニーが行われました。この日、JR東日本の関係者たちと共に、サウナの起動儀式「オープニングロウリュ」が実施され、リトデポの理念が実現する瞬間が訪れました。鉄道文化とウェルビーイングが交錯するこの場所は、新たな価値の創出を象徴する場として機能し始めました。

オープンイベントでは、サウナの専門家やアクター、YouTuberが集結し、「サウナ×都市×地域」についてのトークイベントが開催されました。このイベントは、それぞれの視点から未来を語り合う貴重な機会となりました。さらに、人気のキッチンカーが集結し、来場者はサウナ後に食のリトリートを楽しめる仕掛けが施されています。

参加したプロフェッショナルと共創する制作体制



このプロジェクトでは、さまざまな領域の専門家が参加しています。その一例がDOKASENで、空間コミュニケーションのサイン設計を担当。GARDEN EIGHTはデジタル体験を担当し、Your filmは映像制作を手掛けました。また、サウナウェアブランド「TETERA」や、汎用性の高いタオルを提供する「MOKU」がリトデポ専用のモデルを制作しました。そして、イベント運営を行う「サウナマルシェ」が地域と都市をつなぐ役割を果たしました。

リトデポはオープニングを通じてすでに文化が交錯し、価値が循環し始めた場所としての象徴性を持つことが証明されました。今後も、地域との連携を深めながら、持続可能なウェルビーイングを提供し続けていくことでしょう。

施設概要


リトルリトリートデポ


  • - 所在地:さいたま市中央区上落合9-7-3
  • - アクセス:大宮駅西口から徒歩7分

このようにリトデポは、新たな形でウェルビーイング文化を地域に根付かせる試みとして、今後の展開に期待が寄せられています。


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会社情報

会社名
株式会社スキーマ
住所
東京都渋谷区渋谷3-17-4山口ビル5F
電話番号
03-6427-2273

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