福井県の日本酒文化を体験できる特別イベントが、2024年10月13日の日曜日に東京の「ふくい南青山291」で行われます。このイベントは「第2回 福井 日本酒めぐり〜飲みながら知る福井の魅力〜」と題され、福井県の代表的な酒蔵5軒のお酒を味わうことができます。
イベントの主催はオウデム株式会社が運営する「ALL FUKUI」で、福井県内の企業4社との協力のもとに、地元の魅力を広める活動を行っています。「ふくい南青山291」は、福井の食を楽しむことのできるカフェ「Cultive291」を併設した拠点であり、県外の人々にも福井を体験してもらえる場所です。
今回のイベントでは、田辺酒造、田嶋酒造、吉田金右衛門商店、三宅彦右衛門酒造、丹生酒造の5つの酒蔵が参加し、それぞれのお酒のテイスティングを通じて、福井の日本酒の多様性や特性を知ることができます。
特に注目すべきは、イベントを進行するのが初代Miss SAKEの森田真衣氏であることです。彼女は日本酒の普及活動を国内外で行っており、モナコやアメリカ、フランスなどでも日本酒の魅力を伝えている実力者です。自身の経験をもとに、参加者に対して日本酒の文化や利用方法について深く解説します。
イベントは、第一部と第二部に分かれて行われ、各90分のセッションで構成されています。参加費は3,850円(税込)で、事前の予約が必要です。予約は、特設ページから可能です。
「Cultive291」は、福井のブランド米「いちほまれ」を使った料理や福井産の飲み物、カトラリーにこだわったカフェです。店内はスタイリッシュなデザインで落ち着いた雰囲気を持ち、取り扱うメニューは福井を代表する食材の数々。テイクアウトも可能で、より多くの人に福井の味を楽しんでもらう工夫がなされています。
また、「ふくい南青山291」全体も、飲食スペースだけでなく、イベントやワークスペースを備えた多機能な施設です。さまざまなバックグラウンドを持つ人々が集い、福井と東京を結ぶ新たな交流の場として、多様な試みを行っています。
若い世代から熟年層まで、幅広い層に福井の魅力を伝えるための取り組みが進められている「ふくい南青山291」。参加者は、豊かな福井の日本酒や食文化を通じて、地域性や日本の伝統を再発見する機会を得られます。このイベントが、福井の素晴らしさをより多くの人々に広める場となることを期待しています。