アスエネとリコーの協業
2025-03-19 10:37:51

アスエネがリコーと共に東京都のスタートアップ支援事業に採択

アスエネ株式会社とリコーが連携し、環境サステナビリティを促進



アスエネ株式会社(東京・港区、CEO:西和田浩平)が、東京都が主催する「社会課題解決型スタートアップ支援事業Tokyo Co-inNovators」において、第1期【コンセプト検証支援】の一環として、環境サステナビリティ分野に採択されたことが発表されました。このプロジェクトでは、株式会社リコー(東京・大田区、代表取締役社長:大山晃)と連携し、CO2排出量の測定と削減に向けた取り組みが行われます。

プロジェクトの内容



アスエネは、リコーのサプライチェーン全体におけるCO2排出量の可視化を目指し、脱炭素およびESG(環境・社会・ガバナンス)サービス「ASUENE ESG」を活用します。本実証実験では、リコーのグローバルサプライヤー200社からデータを集め、その後、収集したデータを詳しく分析して排出量の削減に向けた重要な領域を特定します。この取り組みにより、Scope3の一次データを回収する手法と具体的な削減モデルを構築し、さらなる効果を上げることを目指します。

また、サプライヤーがカーボンニュートラルを目指すためのeラーニングサービス「ASUENE ACADEMY」を活用し、彼らのESG経営の推進を支援します。

なぜこのプロジェクトが重要なのか?



近年、企業における環境問題への関心が高まり、特にCO2排出量の削減は重要な課題とされています。環境負荷を軽減し、持続可能な社会を実現するためには、製造業を含む幅広い業界が連携して取り組む必要があります。アスエネとリコーは、このプロジェクトを通じて、サプライチェーン全体でのCO2削減の実効性を高めることを目指しています。

今後の展望



アスエネは、この実証が成功を収めることで、日本の産業界におけるCO2排出量削減を促進し、持続可能な社会の構築に寄与することを期待しています。経済産業省のデータによると、日本の製造業におけるGHG排出量の約50%はScope3に関連しているため、このプロジェクトは業界全体の環境負荷軽減に大いに貢献することが見込まれます。将来的には、国内外の企業にもこのモデルを展開し、世界全体での気候変動対策にも寄与していく考えです。

企業からのコメント



リコーのサプライチェーン機能統括部の天野光所長は、「脱炭素社会の実現に向けて、アスエネとの連携を非常に嬉しく思っています。GHG排出量の可視化と削減を通じて、持続可能な企業価値向上に寄与したいと考えています」と述べました。

また、西和田CEOは「今回の採択は光栄であり、リコーとの協力を通じて、全体のCO2排出量削減に取り組むことができるのを嬉しく思います」とコメントしています。

アスエネの取り組みについて



アスエネは、企業のサプライチェーンにおけるESG経営を可視化する評価プラットフォーム「ASUENE ESG」を提供しており、脱炭素化に向けたデータの精度と網羅性に自信を持っています。今後も企業がカーボンニュートラル達成へ向けて具体的な行動を取れるような支援を続けていく方針です。


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会社情報

会社名
アスエネ株式会社
住所
東京都港区虎ノ門1-10-5KDX虎ノ門一丁目ビル WeWork 4階
電話番号

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