新しいフレンチレストラン「OLINA」の魅力
2024年2月14日、東京都港区東麻布にフランス人シェフ、オリヴィエ・ガルシアが率いるフレンチレストラン「OLINA」がオープンしました。このレストランは、オリヴィエと彼のパートナーでレストランマネージャーの髙遠菜都子のクリエイティブなコラボレーションにより、自由で心地よいダイニング体験を提供します。
ヘッドシェフのオリヴィエ・ガルシア
オリヴィエ・ガルシアは、スペイン人の父とフランス人の母を持ち、オーストラリアやフランス、スウェーデンのミシュラン星付きレストランで様々な料理スタイルを学んできました。彼はパリのレストラン「Tracé」でスーシェフを務め、その後「Nellu」にてシェフとしての地位を確立。その経験を活かし、自身のレストラン「OLINA」を開店することを決意しました。
レストランマネージャーの髙遠菜都子
一方、髙遠菜都子さんはファッションデザインを学ぶために2009年にフランスに渡り、アクネ・スタジオズのデザイナーとしてのキャリアを持ちます。彼女はOLINAの内装やロゴ、食器選びなどに彼女の美的センスを活かし、レストランの魅力をさらに引き立てています。
OLINAのコンセプト
OLINAでは、懐かしさを感じる一方で、洗練された現代的なフランス料理を提供します。オリヴィエと菜都子はこうした料理を「ラスティックモダン」と称し、ありのままの素材を大切にしながらも、現代的な美を追求しています。また、料理の大切な要素は、使用する食材においても生産者の元からの新鮮さや愛情を大切にしています。
オリヴィエは、フードロスの削減にも配慮し、近隣の生産者からの食材を積極的に取り入れています。料理の例としては、大根とヤリイカ、生ハムの出汁や、柏幻霜ポークと赤海老、菊芋などの組み合わせがあります。その自由な発想により、他にはない独特の味わいを提供します。
ドリンクとワインのペアリング
OLINAのドリンクメニューは、ソムリエの常盤努の監修によるクラフトワインが中心です。欧州のワイナリーから厳選されたワインが用意されており、料理との組み合わせによって、一層魅力的な体験を提供します。ワインと料理のペアリングは数種類用意されており、例えばシェフのおまかせフルコースに特別なワインを加えることが可能です。
内装とデザイン
OLINAの内装は建築家・山本亮介が手がけており、あたたかみのある空間が広がっています。彼の設計は、温もりと美しさ、そして心地よい余白を演出しており、細かなこだわりが感じられる仕上がりです。利用される器やカトラリー、スタッフのユニフォームも彼らのストーリーを反映しています。
店舗情報
- - 店名: OLINA
- - オープン日: 2024年2月14日(水)
- - 住所: 東京都港区東麻布3-6-11 5階
- - 電話番号: 03-6277-6789
- - 営業時間:
火曜日~金曜日: 18:00 OPEN 20:30 L.O.
土曜日: 12:00 OPEN 13:00 L.O. / 18:00 OPEN 20:30 L.O.
OLINAは、フランス料理の新たな楽しみを提供する場となるでしょう。新しい料理の出会いと体験を求めて、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか。