100年企業顕彰
2025-06-30 15:38:02

第7回「100年企業顕彰」制度が始動!歴史ある企業の挑戦を讃えよう

第7回「100年企業顕彰」募集開始



このたび、100年経営の会と日刊工業新聞社が共催する第7回「100年企業顕彰」の募集が開始されました。この顕彰制度は、創業100年以上の企業が持つ経営理念に光を当て、地域経済や社会に貢献している企業を表彰するものです。そもそも、日本は多くの天災や経済危機を乗り越えて、経済大国としての地位を確立してきました。その中で、長寿企業は日本の経済の強さを象徴する存在となっています。彼らは利益の最大化のみならず、従業員や地域社会と協力し、長期にわたって発展することを目指してきました。

申込締切と審査プロセス


応募の締切は2025年8月31日です。その後、2025年9月から11月にかけて審査が行われ、約15社が「優良100年企業」として表彰される予定です。特に優れた企業には「経済産業大臣賞」や「中小企業庁長官賞」が贈られます。受賞企業の発表は2025年12月に行われ、日刊工業新聞や本顕彰事業のホームページを通じて公表されます。贈賞式は2026年1月30日、東京都内で開催される予定です。

応募資格について


応募できるのは、創業または設立から100年以上経過した企業であり、戦時中や終戦 later におけるやむを得ない理由による休業は営業を継続していたとみなされます。また、業種を転換した企業も参加が可能ですが、特定の業種(風俗営業や医療、教育など)は対象外です。過去に応募した企業も、今回再度応募することができます。

不適格な企業について


ただし、以下の企業は応募対象外となります。たとえば、応募時に虚偽の申告をするなど、本顕彰の目的を損なう行為を行った企業や、法令に違反していると認定される企業などです。また、過去5年間に訴訟や紛争の当事者であった企業も対象外です。

応募方法


参加希望の企業は、専用のホームページから応募手続きが可能です。メールや郵送での応募は受け付けていませんので、必要事項を記入し、添付資料をファイルアップする形式での提出が求められます。詳しい情報や応募手続きは以下のリンクからご確認ください。


経営理念の重要性


「100年経営の会」は、2011年秋に設立されました。それは、100年以上の歴史を持つ企業が、自然災害や戦争、そして経済危機を乗り越えてきた実績に基づくものです。これらの企業が持つ独自の経営理念は、全ての企業にとって目指すべき指標となり得るものであり、それを学ぶことが「100年企業」を目指す道にもつながります。定期的なシンポジウムや新聞を通じて、これらの情報を広め、地域の知られざる長寿企業にもスポットを当てています。

日刊工業新聞社の役割


1915年に設立された日刊工業新聞社は、モノづくりに特化したメディアとして発展してきました。現在では、全国39ヶ所の取材ネットワークを持ち、上場企業や中小企業の情報を網羅的に取材しています。新聞を中心に、出版、電子メディア、イベントなどを通じて、読者に信頼性の高い情報を提供しています。

長い歴史を持つ企業の経営理念や実績を称え、次世代にその精神を受け継いでいくことが、この顕彰制度の目的です。創業から100年以上の企業の皆様、この機会にぜひ応募をご検討ください。


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会社情報

会社名
株式会社日刊工業新聞社
住所
東京都中央区日本橋小網町14-1
電話番号
03-5644-7000

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