Ubieの挑戦と成長
2025-05-12 14:34:27

Ubieの180億円調達達成とヘルスケアエコシステム構築の戦略

Ubieの180億円調達達成とヘルスケアエコシステム構築の戦略



Ubie株式会社(東京都中央区)は、創業からの累計資金調達額が約180億円に達したことを発表しました。この成果は、Googleや日本郵政キャピタル、NTTドコモ、セブン-イレブン・ジャパンなど、国内外の多くの企業からの支援によるものです。

資金調達の背景と影響



Ubieは、ユーザーに最適な医療を提供するため、AIを活用したさまざまなソリューションを展開しています。特に、症状検索アプリ「ユビー」は、すでに月間1300万人以上の登録者を有しており、全国1800以上の医療機関で導入されています。このアプリは、誰もが適切な医療情報にアクセスできるように支援する一環として開発されています。これによりUbieは、医療業界におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)を推進し、健康寿命の延伸を目指しています。

主要パートナーとの連携



Ubieは、今後もGoogleやそのパートナー企業と緊密に連携して、ヘルスケアエコシステムの発展を図ります。日本郵政キャピタルの足立社長は、UbieのAI技術とそのミッションに強く共感し、今回の提携によって全国的なネットワークを通じてサービスをより多くの人々に届けられることが期待されると述べました。

同様に、NTTドコモの齋藤副社長も、Ubieの医療AI技術とドコモの会員基盤の統合を通じて新たなユーザー体験が提供できることを楽しみにしており、それが医療費削減や重症化防止につながると信じています。

また、セブン-イレブンの永松会長は、全国の店舗とUbieのAI技術を活用することで、地域社会のセルフメディケーションに貢献したいと考えています。このように、Ubieはヘルスケアの新たな接点を生み出し、全国規模でのサービス展開を目指します。

医療業界におけるUbieの役割



Ubieの挑戦は、医療アクセスの公平性を高め、生活者の健康管理を便利にすることにあります。同社が提供する「ユビー for Pharma」は、製薬企業向けに疾患や治療に関する情報を提供し、効果的な治療方法についての啓発を行っています。 

Ubieはまた、医療機関向けの「ユビーメディカルナビ」を通じて、医療機関の診療の質向上の支援も行っています。このように、Ubieは、利用者、医療機関、製薬企業という三者の連携を強化していくことで、医療業界全体の発展に寄与していく方針です。

未来へのビジョン



Ubieは、「テクノロジーで人々を適切な医療に案内する」というミッションを掲げ、新しい医療の形を模索しています。今回の資金調達を機に、さらなる成長と発展が期待されています。そして、この取り組みを通じて、Ubieは個々の生活者が健康を享受できる社会の実現に向けても貢献していくことでしょう。

Ubieの今後の取り組みに注目が集まります。


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会社情報

会社名
Ubie株式会社
住所
東京都中央区日本橋本町三丁目8番4号 日本橋ライフサイエンスビルディング4 5F
電話番号
03-6778-4016

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