株式会社ベホマル、三菱UFJ技術育成財団から助成金を受ける
株式会社ベホマル(本社:滋賀県草津市)が、公益財団法人三菱UFJ技術育成財団が実施する「研究開発助成金」に選ばれたことをお知らせします。この助成金を活用し、目下開発中の水に強いCO₂吸収素材を活かし、水性塗料や水系インクなど、私たちの日常に密接した製品分野への応用を進め、生活に密着した形での炭素除去の社会実装を目指します。
イノベーションが求められる現代において、2050年のカーボンニュートラル実現に向けて、CO₂排出削減だけでなく、大気中からCO₂を直接回収して除去する「炭素除去」が求められています。しかし、この炭素除去という取り組みは、大規模な設備や高コストを要する場合が多く、一般消費者が日常生活の中で参加できる手段は限られているのが現実です。
そんな課題を抱える中、ベホマルは「日常的に使われる素材そのものを炭素除去の大きな力にしよう」という新たな方法で問題解決に挑もうとしています。特別な行動や意識を持たずとも、身近な製品を使うだけで環境に貢献できる素材を届けることが、私たちの目指す方向性です。塗料やインク、建材、生活用品など、日常的に使われる商品にCO₂削減の新たな価値を付加し、多くの人々が冷静に環境問題にアクセスできる社会の実現を目指しています。
今回の助成は、64件の応募の中から5社が選ばれたもので、社会実装を意識した実用性や脱炭素社会への貢献度が評価されました。これにより、ベホマルが掲げる挑戦がより一層進展するとともに、次の取り組みとして、環境に配慮した素材の実用性の確認、水性塗料や水系インクでの社会実装の検討、企業との共同開発やPoCの推進に取り組んでいきます。
株式会社ベホマルの代表取締役、西原麻友子氏は、「この助成金の採択により、私たちの掲げる『炭素除去の日常化』に向けた取り組みが大きく前進しました。特別な設備や行動が不要で、日常で使われる素材がCO₂をそっと留める未来を、産業界の皆さんと実現していきたいと考えています」とコメントしています。
会社概要と事業内容
ベホマルは、バイオマス由来のCO₂吸収素材を開発・製造し、脱炭素社会の実現に向けた素材の社会実装を目指す滋賀県発のスタートアップです。塗料やインク、樹脂など子どもから大人まで幅広く使われる製品分野に応用し、使うだけで環境保護につながる素材の普及を進めています。実用性と量産性の両方を重視し、大学や産業界と協力しながら、誰でも参加できる気候アクションの実現に貢献していくことを目指しています。
三菱UFJ技術育成財団について
三菱UFJ技術育成財団は、中小企業やベンチャー企業を対象に、新技術・新製品の開発をサポートする公益財団法人であり、助成金の交付だけでなく、情報提供や経営相談、様々なセミナーの開催を通じて研究開発の助けとなる活動を行っています。加えて、株式保有などを通じて、事業化への支援を行っています。
最後に
ベホマルは、今回の助成を契機に一層の進化を遂げようとしています。持続可能な社会に向けて、環境配慮型素材の実用化を実現し、みんなで脱炭素社会を築いていくための一歩を踏み出しました。