Keeper Securityの成果
2025-12-22 14:47:59

Keeper Security、2025年に向けたセキュリティの成果と今後の展望を発表

Keeper Securityが2025年の成果を発表



サイバーセキュリティ業界のリーダー、Keeper Security APAC株式会社は、2025年を振り返り、多くの成果を報告しました。CEOのダレン・グッチョーネは、事業と技術の両面で成長を遂げたことを強調し、セキュリティに対する信頼の重要性を改めて認識しました。

セキュリティ環境の変化



近年、認証情報を狙った攻撃が増加し、AI活用が急速に進展しています。また、ハイブリッド環境での運用も複雑化していることから、多くの組織が自社のセキュリティ対策を再評価しています。そうした難しい環境下で、Keeper Securityは特権アクセス管理(PAM)のプラットフォームを進化させてきました。これにより、ゼロトラストとゼロ知識を基盤とした堅牢な防御の必要性を強調しています。

特権アクセス管理の進化



2025年は、KeeperがGartnerのMagic Quadrantに特権アクセス管理部門で初めて選出された年でもありました。この評価は、同社のプラットフォームKeeperPAMの進化によって実現されました。KeeperPAMは、企業向けにパスワード管理やシークレット管理、接続管理を一元処理することができるクラウドベースの主力プラットフォームです。その特徴には、必要なときだけ権限を付与するエンドポイント特権マネージャーなどがあり、企業のセキュリティ運用をシンプルにしています。

AI技術の導入



特に注目されるのは、KeeperAIという独自のAI基盤を利用した特権セッションの可視化と制御の強化です。AIはリアルタイムで脅威を検知し、危険があると判断されたセッションを自動的に終了させることができます。この結果、特権アクセスに伴うリスクを早期に把握することが可能になりました。

また、AIの導入により、サードパーティのAIツールがKeeperのゼロ知識アーキテクチャを維持したままシークレットを安全に管理できるようになったことで、利便性が向上しています。さらに、QRコードを用いたWi-Fiレコードの管理や、WearOS対応のスマートウォッチアプリでのログイン体験の向上など、ユーザビリティとセキュリティを両立させる機能強化が図られています。

グローバルな成長



Keeper Securityは、その事業の進化を受けて、世界中でのユーザー数が400万人を超えました。特に日本市場では、経常収益が3倍に増加し、金融、通信、製造、公共の分野における導入が進んでいます。この成長は、パートナープログラムの強化や、米国国土安全保障省(CISA)との連携によるものです。さらに、業界内でも高い評価を受け、各種アワードを受賞しています。

調査活動の取り組み



Keeperは、企業が直面する課題を調査する活動にも力を入れており、特に「ハイブリッド認証状況を乗り切る」というレポートでは、パスワードやパスキーの使用状況を分析しました。また、教育分野に焦点を当てた調査「学校におけるAIレポート」も実施し、教育現場でのAI活用とそのリスクについての知見を提供しました。

今後の展望



2026年に向けて、Keeper Securityはゼロトラストを基盤にしたさらなる技術革新やAI活用を進めるとともに、特権アクセス管理の強化を続け、企業や個人のセキュリティを一層高める方針です。ダレン・グッチョーネは、同社の使命が「安全な環境を提供し、利用者が安心して業務を続けられること」であると改めて強調しました。


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会社情報

会社名
Keeper Security APAC株式会社
住所
東京都港区虎ノ門4丁目1−13プライムテラス神谷町 4階
電話番号
03-4520-3510

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