コンビニおにぎり調査
2017-06-16 13:05:57
2017年コンビニおにぎり人気調査:健康志向とこだわりの新たなトレンド
2017年コンビニおにぎり人気調査レポート
近年の食文化の変化に伴い、コンビニのおにぎりにも新たなトレンドが見られています。一般社団法人おにぎり協会が実施した2017年の調査によると、消費者のニーズは「こだわり」や「健康志向」といった要素が強く反映されていることがわかりました。
トレンドの変化
各コンビニのおにぎり商品について、特に注目したいのは、セブン‐イレブン、ファミリーマート、ローソン、ミニストップといった主要企業が追求する「健康的で美味しい」おにぎりです。例えば、セブン‐イレブンでは、全品リニューアルを行った手巻おにぎりやおこわおにぎりが揃っています。これに対し、ファミリーマートでは新製法による「炙り焼」シリーズが新たな人気を集めており、ローソンでは「大きなおにぎり」シリーズが好調な売上を記録しています。また、ミニストップでは手巻おにぎりの具材が刷新され、よりパリッとした海苔の食感を特徴とした商品が提供されています。
人気商品ランキング
調査結果からは、各コンビニの通年商品ベスト3も明らかになりました。セブン‐イレブンでは「具たっぷり!ツナマヨネーズ」が1位に輝き、続いて「手巻おにぎり紅しゃけ」と「辛子明太子二段熟成仕立て」がランクイン。ファミリーマートでは「直巻焼しゃけ」「手巻シーチキンマヨネーズ」などが人気を博しています。さらに、ローソンやミニストップでも、「ツナマヨネーズ」や「紅しゃけ」が各社共通の人気商品として挙げられました。この結果から、消費者は特定のコンビニにこだわることなく、その時に一番好きな具材を選んで購入する傾向が強いことも読み取れます。
健康志向の高まり
特に健康志向が高まるにつれ、各社は商品開発にあたり、女性向けに健康的な素材を使用した商品が増えています。例えば、ローソンがおすすめする「もち麦を使用したおにぎり」、ミニストップの「十六穀米おにぎり」は、主に女性層に支持されています。これらの健康志向を反映した商品は、今後も人気が続くと考えられます。
パッケージへの工夫
また、おにぎりのパッケージデザインや表示方法にも新しい工夫が見られます。例えば、ミニストップは商品の魅力を伝えるためにパッケージのフォントサイズを大きくするなど、視認性の向上を図っています。セブン‐イレブンでも全面的なリニューアルを行っており、壮年層にも訴求できる内容となっています。
多様性の時代へ
新しい商品としては、「白飯以外のおにぎり」が人気を集めています。ファミリーマートでは「炙り焼」シリーズが全てランクインし、他にもローソンやミニストップが提供する新顔のおにぎりも注目です。これにより、消費者は多様な選択肢を楽しむことができる時代に突入しています。
まとめ
日本独自の文化を反映したおにぎりは、これからも様々な形で進化し続けることでしょう。今後の調査や新商品にも期待が高まります。おにぎり協会が次にどのような情報を提供してくれるのか注目していきたいですね。
会社情報
- 会社名
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一般社団法人おにぎり協会
- 住所
- 神奈川県鎌倉市材木座5-9-6
- 電話番号
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