株式会社JRCが三好機械産業を完全子会社化し自動化ビジネス拡大へ

株式会社JRC、三好機械産業を子会社化

株式会社JRC（本社：大阪市西区、代表取締役社長：浜口稔）は、2024年9月18日より三好機械産業株式会社（本社：香川県東かがわ市、代表取締役社長：三好千代）の全株式を取得し、完全子会社化することを発表しました。この動きは、日々拡大する自動化ニーズに応えることを目的としています。

自動化ニーズの拡大

JRCは、ロボットSI事業（ブランド名：ALFIS）を2018年に立ち上げて以来、特に食品・医薬品メーカーをターゲットにビジネスを展開してきました。この分野では、労働力の減少が課題とされる中、自動化が急速に進展しています。JRCは、このトレンドに乗り、自社のロボット技術を強化することが必要であると認識しました。

今後は、①食品や医薬品セクターでのロボットパッケージの普及および販売強化、②M&Aによるロボット自動化のコンソーシアム形成を計画しています。特に、M&Aを通じて多様な企業との統合を進め、労働力や技術の確保を図っていく方針です。

三好機械産業との統合の意義

三好機械産業は1976年設立以来、コンベヤや搬送設備の設計や製造を専門にしてきた会社です。大手製造メーカーからの受注が主力で、安定した収益源を確保しています。同社との事業統合により、JRCは三好機械産業がこれまで築いてきた高度な技術と自社の技術を融合させ、高付加価値な自動化ソリューションの提供を目指します。

また、四国地域への進出も実現することで、今まで以上に広範なサービス展開が可能となる見込みです。これにより、特に顧客の多様なニーズに応じた製品を提供できるようになります。

今後のビジョン

JRCグループは、この買収を通じて市場シェアの拡大を図り、さらなるシナジー効果を生かして付加価値の高い製品やサービスを提供することを目指しています。これにより、業界や社会が抱える課題の解決にも積極的に取り組んでいく方針です。

今後も、他の企業との事業統合や技術的な連携を模索し、さらなる成長を遂げるための施策を進めていくことでしょう。JRCの未来に注目です。