第23回ちゅうでん教育大賞の受賞論文発表
名古屋市に本社を置く公益財団法人ちゅうでん教育振興財団は、2024年度の「第23回ちゅうでん教育大賞」の受賞論文を発表しました。この大賞は、全国の小中学校での教育活動を奨励し、優れた実践を称えるために設けられたものです。
表彰式の開催
受賞者たちは2024年10月12日に名古屋市内で行われた表彰式に出席し、喜びと感謝を表しました。この特別な瞬間は、教育に対する情熱と努力を称える大事なイベントです。受賞者たちは、自分の研究や実践が評価されたことに自信を持ち、さらなる成長への励みとなったことでしょう。
受賞論文の概要
今年度は79件の応募があり、その中から以下の作品が受賞しました。
大賞(副賞50万円)
研究題目: お蚕様の生糸と紡いだ4年間の総合的な学習の時間
受賞者: 西澤浩
この研究では、養蚕とシルク灯籠作りを通じて、子どもたちが学んだことに関して探求されました。
優秀賞(副賞20万円)
- - 学校名: さいたま市立大宮国際中等教育学校(埼玉県)
研究題目: 転移学習を導入した保健体育のカリキュラム作成とその効果検証の試み
受賞者: 加藤俊介
研究題目: 持続可能な体育授業を実現するための教具づくり
受賞者: 中安翼
この研究は、教師と児童が共に前向きに体育を楽しめる環境の構築を目指しました。
奨励賞(副賞5万円)
続いて10件の奨励賞も発表されました。
研究題目: 生活や社会の中の形や色などに関わる資質・能力の育成
受賞者: 八嶋孝幸
研究題目: 舌小帯短縮症を抱える児童への構音指導
受賞者: 高松敏之
研究題目: 郷土料理『雑煮』の学習を通した主体的な探求活動
受賞者: 河本朋也
研究題目: 地域の魅力発信を目的とした学習
受賞者: 上山晃平
研究題目: 地域と結びついた音楽授業の実践
受賞者: 髙橋順子
研究題目: 循環型地域社会を目指す教育
受賞者: 松本咲子
研究題目: 演劇的手法を活用した授業への挑戦
受賞者: 塩家崇生
- - 島根大学教育学部附属義務教育学校前期課程(島根県)
研究題目: 自己調整型学びの実現
受賞者: 中尾祐子、川谷のり子、赤木信介
研究題目: 「不登校支援メソッド」の開発
受賞者: 山内秀則
研究題目: 地域への愛着を育む交流学習の実践
受賞者: 玉城恵子、小野彩加、藤本勇二
受賞者の詳細は
こちらのリンクからご覧いただけます。また、来年度も同様の取り組みを予定しているため、多くの方々のご応募をお待ちしております。
財団の概要
公益財団法人ちゅうでん教育振興財団は、2001年に設立され、愛知県名古屋市東区に本社を構えています。教育活動の支援や表彰を通じて、子どもたちの学びを応援することを目指しています。詳しくは、
公式サイトをご覧ください。