コクヨが神山町で地域創生を目指した実証実験を開始
コクヨ株式会社が徳島県神山町において、地域創生を目的としたECサイトの実証実験をスタートさせることを発表しました。この取り組みは、同社が掲げる「自律協働社会」のビジョンに基づくものであり、より多くの人々が地域と繋がり、協働していくことを目指しています。
コクヨの長期ビジョンと神山町への関わり
コクヨは2021年に策定した「長期ビジョンCCC2030」で、自律した個人が互いを尊重し、共に新たな価値を生み出す社会の実現を目指しています。この進展の一環として、神山町を視察したことから、私立高等専門学校「神山まるごと高専」への企業版ふるさと納税による多額の寄付を行ったことが始まりです。さらに、この学校の開校に際して、コクヨは授業のプログラムパートナーとしても参与しており、社会課題を解決する人材育成の支援を行っています。
実証実験は、これらの関わりを基盤に、地域創生に向けた更なるステップとして、神山町と連携して進めていくことになりました。
ECサイト「神山★Bambi Bon Bon Market」の概要
実証実験では、地元の中高生の集いの場となる「なんとなく集える店舗」を運営する株式会社バンビと共同で、「神山★Bambi Bon Bon Market」というECサイトを開設します。このサイトは、地元の特産物や体験プログラムを扱う「EC版の道の駅」として機能し、神山町の文化や魅力を外部へ発信します。目標は、神山町に対する共感を育成し、ECサイトを通じて地域住民とユーザーとの関係性を深めることです。
「神山★Bambi Bon Bon Market」のティザーサイトは、2025年11月28日から会員登録が可能になります。また、実証実験の最初のステップとして、コクヨ主催のイベント「CULTURE SNACK」に出店予定であり、そこでは様々な活動を通じて地域の魅力をダイレクトに伝えていく計画です。
今後の展望
コクヨは今回の実証実験を通じて、神山町のファンを増やし、新たな経済価値を創出することを目指しています。電子商取引の会員数1,000人の達成や、神山町の10以上のサプライヤーの参画を目標に掲げております。得られたフィードバックを基にサービスの改良も行い、利便性をさらに向上させる考えです。
最終的には、神山町の成功事例を他地域にも広げ、持続可能な地域との関係を築くマケットプラットフォームの構築を目指しています。
神山町の特徴
徳島県北東部にある神山町は、これまで「消滅可能性都市」として指定されながらも、クリエイティブな人材を集めることで地域活性化を実現しています。移住や地元との協働を通じて、伝統と現代技術のミックスを推進しており、「地方創生の聖地」とも認識されています。この地域の活性化がコクヨにとって新たな価値創造のきっかけとなることでしょう。
このような取り組みを通じて、コクヨは地域と共に成長し、持続可能な社会の実現を目指します。