株式会社AGESTは、このたび、AI技術を活用した新しいデバッグプロセスである「AIデバッグ」に関する特許を取得したことを発表しました。この特許(特許第7765670号)は、2025年10月9日に登録され、AGESTが開発したAIテスト管理ツール「TFACT」に実装されています。この「AIデバッグ」技術は、従来のデバッグプロセスを大幅に効率化し、ソフトウェアの品質や安全性の向上を目指しているとなっています。
AGESTは、長年のソフトウェアテストの経験を活かし、AIの導入を進めています。特に「AIデバッグ」は、テスト結果から検知された問題の原因を素早く特定するために、アプリケーションパフォーマンスマネジメント(APM)で収集された情報を利用しています。次世代QAエンジニアと自律型AIエージェントの技術を組み合わせることで、問題の特定を行います。自律型AIエージェントは、細かな指示がなくても積極的にログ解析を実施し、必要に応じて該当するソースコードを読んで問題を見つけ出します。これにより、ソフトウェアテストでのデバッグにかかる工数を最大52%も削減できるのです。
AGESTは、今後「AIデバッグ」技術の活用を進め、お客様へ信頼性が高く安心できるサービスを提供する方針です。また、同社は「TFACT」機能の拡張や新たな研究開発を進め、市場での競争優位性を高めることを目指しています。
AGESTが掲げるビジョンは「テクノロジーですべてのDXに豊かな価値と体験を」。同社は新技術の開発だけでなく、次世代QA技術者の育成にも力を入れており、高度デジタル社会の発展に寄与することに注力しています。AGESTが展開する「AIデバッグ」を始めとするテストソリューションによって、クライアントのビジネス成長と品質向上の両方を追求しています。
AGESTの最新技術に関する問い合わせは、詳細な情報を提供している公式ウェブサイト、もちろん「AIデバッグ」セクションでも行えるようになっています。また、報道関係者向けの情報も用意されており、広報担当が対応しています。この新しいAI技術の導入は、ソフトウェア開発に革新をもたらすことでしょう。今後のAGESTの展開に大いに期待が寄せられています。