日経BPが新たに「日経Gaming」を創刊
2025年7月1日、株式会社日経BPが新たなデジタルメディア「日経Gaming」を発表しました。このメディアは、経営や技術、マーケティングなど、さまざまなビジネス視点からゲームおよびその周辺産業の最新情報を提供します。このような多角的なアプローチにより、ゲーム業界だけでなく、様々な分野に関心を持つビジネスパーソンにとっても価値のある情報源となることを目指しています。
成長を続けるゲーム市場
ボストン コンサルティング グループが2024年12月に発表したリポートによれば、2024年の世界ゲーム市場規模は約2210億ドル、つまり150円換算で約33兆円に達するということです。この市場は年々拡大しており、ゲーム産業の重要性が増しています。しかし、同時にこの業界を取り巻く環境も大きく変わりつつあります。最近では、食品やアパレル、家財道具など、他業種がゲーム業界と結びつきを深めており、ビジネスモデルも多様化、複雑化しています。
日経Gamingの7つの強み
「日経Gaming」では、このような状況を念頭に置き、以下の7つの強みを活かして、国内外のゲームビジネスの最新動向を伝える予定です:
1. ゲーム業界とeスポーツ関連企業のビジネス戦略、技術動向に特化した情報。
2. ゲームやeスポーツを取り入れる一般企業の戦略について。
3. 業界のキーパーソンやクリエイターへのインタビュー記事。
4. 海外のエグゼクティブへの単独インタビュー。
5. 世界のゲーム市場に関するデータ分析。
6. 海外ゲームイベントの様子を伝えるフォトリポート。
7. AI翻訳技術を用いた英語や中国語での情報発信。
特に創刊当初は、「世界に広がるポケモンのIP戦略」や「拡大するEpic Gamingの生態系」といった注目記事が取り上げられます。また、定期的に「Gaming NEWS」や「Gaming FOCUS」といった最新動向やビジネスモデルを深掘りする記事もお届け予定です。
会員登録とニューズレター
読者にとって嬉しいポイントとして、記事は基本的に無料で閲覧可能ですが、無料の会員登録を行うことで、毎週金曜日にニューズレターを受け取ることができます。このニューズレターでは、今週の公開記事の目次に加え、編集部からの独自のインサイトや取材の裏話をお楽しみいただけます。会員専用のコンテンツもあり、幅広い情報を提供できる体制が整っています。
多言語での情報発信
更に、「日経Gaming」のウェブサイト記事は、AI自動翻訳を利用して英語でも読めるようになります。情報のグローバル化が進む中、多言語対応は読者にとって大いに助けとなるでしょう。SNSでも日本語、英語、中国語での情報発信が予定されており、より多くの人にアクセス可能な環境が整っています。
結論
日経BPは、経営や技術、マーケティングの専門知識を活かし、新たな業界の動向とビジネスモデルを掘り下げた「日経Gaming」を創刊します。このメディアが、ゲーム産業だけではなく、ビジネス全般にとって重要な資源となることを期待しています。最新情報へのアクセスが手軽にできるよう、ぜひ会員登録をお勧めします。