映画製作ファンド創設
2025-11-28 17:32:27

K2 Picturesが日本政策投資銀行から5億円調達、映画製作ファンドの新時代を切り開く

K2 Pictures、映画製作ファンドに5億円投資を受ける



株式会社K2 Pictures(東京都目黒区、代表取締役 紀伊宗之)は、株式会社日本政策投資銀行(東京都千代田区、代表取締役 地下誠二)から5億円の資金調達を行ったことを発表しました。この資金は同社が運用する映画製作ファンド「K2P Film Fund Ⅰ(ケーツーピーフィルムファンドファースト)」への投資として使用されます。

映画製作ファンドの背景


K2 Picturesは2023年8月に新たに設立された映画会社であり、昨年5月にフランスのカンヌで「日本映画の新しい生態系をつくる」との宣言のもと、本ファンドを立ち上げることを発表しました。映画製作ファンドでは、新たに国内外の投資家が日本映画産業に参加できる機会を増やすことを目指しています。

K2 Picturesは、ファンドの資金調達を通じてこれまで参入が難しかった新しい投資家層を迎え入れ、また、手数料率を見直すことで投資家へのリターンを早くする取り組みを進めています。これにより、映画クリエイターへの利益還元を行い、才能を活かしやすい環境を整えることを目指しています。

日本政策投資銀行の役割


日本政策投資銀行(DBJ)は、コンテンツ産業を含めた日本企業の国際競争力を強化するために、リスクマネーを供給し、支援を行っています。映画やコンテンツ産業の成長を促進するためには、質の高いインターナショナルな知的財産(IP)の創出と、それを収益化するための投資が不可欠です。

DBJのサポートを受けることで、K2 Picturesは作品製作を加速するとともに、映画製作と金融の新しい形を模索し、国際市場を見据えた体制を構築することを目指しています。

今後の展望


K2 Picturesは現在もファンドへの投資家を募り、数々のクリエイターとのコラボレーションを生み出しています。2026年には、ゆりやんレトリィバァ監督の作品『禍禍女』の公開を控えています。この作品は、日本映画の新しい可能性を感じさせるものとして期待されています。

K2 Picturesは、国内だけでなく海外の市場も視野に入れた映画製作を進めており、これまで以上に多様なストーリーを届けることに力を入れています。両社の代表者は、この取り組みが日本の映画業界、さらには国際的なコンテンツ産業の発展に寄与することを強く期待しています。

企業情報


株式会社K2 Pictures


  • - 代表者:紀伊宗之
  • - 所在地:東京都目黒区青葉台1−11−16
  • - 資本金:492,142,000 円(資本準備金含む)
  • - 事業開始:2023年8月
  • - URLk2pic.com

株式会社日本政策投資銀行


  • - 代表者:地下誠二
  • - 所在地:東京都千代田区大手町1丁目9番6号
  • - 資本金:1兆4億24百万円
  • - 設立:2008年10月
  • - URLdbj.jp


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会社情報

会社名
株式会社K2Pictures
住所
東京都目黒区青葉台1−11−16
電話番号

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